ローカル列車で日本酒旅 乗り飲み日記

基本は飲んだ酒の備忘録、たまに旅行記。

【No.45】綾杉 純米原酒

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銘柄読み

あやすぎ

酒蔵名

綾杉酒造場(福岡県福岡市)

詳細情報

綾杉酒造場は福岡市の中心部・天神で創業したが、蔵は現在は郊外に移転している。
創業の地は立体駐車場になっており、その1階に直営の酒屋があって「綾杉」や福岡のお酒を売っている。
ラベルには漢字がビッシリと書いてあり耳なし芳一状態になってるが、現在はラベルが新しくなってるらしい。
http://ayasugi.main.jp/blog/archives/105
杜甫漢詩だったのか。これは去年の秋に買ったものなのよね…。

味について

純米らしい米の旨味を感じるが、原酒らしく辛さが際立つ。これぞまさしく純米原酒だ。
燗にしたところ、飲み口は純米らしいふくよかさで悪くない。しかし、いかんせん原酒なので辛さがきつい。
割り水燗を試したら飲みやすくなったが、ただの薄いけど辛口な酒になってしまった…微妙。
開栓後ちょっと置いたらまろやかになった気がするが、気のせいかな?

スペック

精米歩合:麹米60%、掛米65% / アルコール度数:17度
福岡県産米100%使用

お気に入り度

★★★☆☆

価格

300ml 570円

購入場所

綾杉酒造場 直営酒屋

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漢詩がびっしり。

酒蔵訪問記 日本清酒株式会社(北海道札幌市/2017.03)

札幌の酒・千歳鶴の蔵元だが、地元だからといって飲む機会が多いわけではなく。
蔵元がショップになってるのも知ってたが、近いといつでも行けるので逆に行かないという。

小樽の北の誉酒造にいつか行こうと思っていたが、気付いたら無くなっていた…なんてこともあったので、行ける時に行っておかねば。ブログも始めたことだし。今季から女性杜氏に変わったという話も聞くし。

地下鉄バスセンター前駅

というわけで地下鉄バスセンター前駅。別に大きいバスターミナルがあるわけではない駅。
ホント気軽に来れる場所なんだよな、思えば地下鉄駅から徒歩3分の酒蔵なんて珍しいのではないか。
この近くで働いてたこともあったが久々に来たわい、懐かしい。

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地上に出ると、大通の東の外れ。ここから歩いて3分程度で着いてしまう。
昼間に来ると団体の外国人がいるかもしれないので、遅めの時間で。

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千歳鶴酒ミュージアム

昔ここにラーメンを食べに来たことがあるんだが、それは向かいのミュージアムアネックスという建物だった。調べると建物自体が2013年から休止中とのこと。全国的にも有名な札幌ラーメンのすみれという店があったんだけども。
それはともかく、酒ミュージアム

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内部の写真は無いが、中にはショップとカフェがある。カフェでは酒粕アイスも食べられる。
ショップには酒だけでなく、酒器やつまみ、お菓子もあった。つまみ・菓子はここでなくても買えそうなものばかりだったが、まんじゅうはオリジナルっぽい。
ここはすかさずお猪口を購入。北海道の酒蔵では5つ目かな。

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試飲もさせてもらって、「春のしぼりたて」が飲みやすくてよかったけど、ここは生酒かなと思って「純米生うすにごり」を購入。


蔵元限定の酒はスルーしてしまったのだが、その場でビンに詰めてもらえる限定酒の存在に帰り際になって気付く…早く言ってよ、ンモー。次は新酒の時期に行くやつかなコレ。
あとは甘酒も買ったった。濃厚で甘めでした。

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なお、見学は10名以上からとのこと。レベル高ぇ。

千歳鶴|公式サイト

【No.44】純米醸造 日光誉

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銘柄読み

にっこうほまれ

酒蔵名

渡邊佐平商店(栃木県日光市

詳細情報

鬼怒川温泉のスーパーで購入。栃木県の酒を家で飲むのは初めて。 栃木だと「仙禽」「鳳凰美田」あたりが有名だが、日光の酒はさてどうか。
蔵元は駅の近くにあって見学が通年できるらしい、行ってみたいところだ。

味について

純米らしい柔らかさがあるが、辛味と雑味が気になる。ごくごくスタンダードな純米酒だが、燗でもなかなかいける。
この安さにしてはクオリティーが高いかもしれない。コスパがいいというやつだな。次は純米吟醸が飲んでみたいところ。

スペック

精米歩合:65% / アルコール度数:14~15度

お気に入り度

★★★☆☆

価格

300ml 408円

購入場所

栃木県日光市鬼怒川温泉) スーパー

【No.43】純米吟醸 いなたひめ 強力

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ブログを始める前に飲んだ酒シリーズ(2015.11)

銘柄読み

いなたひめ

酒蔵名

稲田本店(鳥取県米子市

詳細情報

ちょっと古いのを。2015年8月に鳥取・島根に行ったときに購入。
強力(ごうりき)とは、鳥取県酒造好適米
いなたひめ(稲田姫)は、日本神話に出てくるスサノオノミコトの妻なのだそう。

味について

ふくらみのある味わいで、香りも良い。
後味の辛みが気になるところだが、全体的に悪くなく、熱燗でもなかなか。

スペック

精米歩合:55% / アルコール度数:15~16度

お気に入り度

★★★☆☆

価格

300ml ???円

購入場所

鳥取県米子市 酒屋

【No.42】純米吟醸 木村式奇跡のお酒

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銘柄読み

きむらしき きせきのおさけ

酒蔵名

菊池酒造(岡山県倉敷市

詳細情報

NHK「プロフェッショナル -仕事の流儀-」でも紹介された農家の木村秋則さんという方の指導で栽培されたお米で作られたお酒だそう。酒米はもちろん雄町。ザ・岡山。
http://www.kikuchishuzo.co.jp/commodity/kisekino_osake.html
菊池酒造のメイン銘柄は燦然。

味について

雄町らしい軽やかな旨味と甘み。後味には爽やかな辛さ。ちょっと辛さが気になるが、悪くない。
燗だと辛さも気にならずいける。冷やすとすっきり飲める。 値段が張るだけあってかなりレベルが高いぞ。やっぱ雄町はいいねえ。

スペック

精米歩合:55% / アルコール度数:15~16度

お気に入り度

★★★★☆

価格

300ml 802円

購入場所

岡山市 デパート

道内乗り鉄 美々駅さよなら訪問(JR千歳線)

本日2017/3/4のダイヤ改正で廃止された駅の1つ、千歳線美々駅。廃止前に訪問してきた。
住所的には新千歳空港と同じ千歳市美々にあるが、周りには民家もなく誰も使っていない駅らしい。
ちなみにネットの情報によると、鉄道の撮影スポットになっていたり、20分歩くと飛行機がよく見える撮影ポイントがあって使う人もいるんだとか。

南千歳駅

快速エアポートを南千歳で降りる。ここからスタート。

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苫小牧行普通列車

千歳線空港支線、石勝線に分かれてるが、千歳線苫小牧行の普通列車に乗る。サッポロビール庭園、美々、植苗は普通列車でも通過する場合があるので注意だ。
空港を横目に南下。

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美々駅到着

そして1駅・数分で到着。
普段通勤で使ってる電車でちょっと遠くに来ると、テンションが上がるかもしれないし上がらないかもしれない。 

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同好の士と思われるオッサンが数名降りた。ホームには車で来たと思われるオッサンがいた。
逆方向の列車が来るまで、滞在時間20分。

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駅舎

駅舎。Kitacaエリアなので簡易改札機がある。乗車駅証明書発行機を探したが無かった。不思議。 

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待合室。

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しまった、駅ノートあったのに見るの忘れてしまった…

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駅前

うん、なんもねえな。 だが秘境駅と呼ぶにはレベルが低いな。

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ここを左に行くと駅の入口。知らないとたどり着けないやつや…

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周辺

2分ぐらい歩くと民家があった。この手の駅前には潰れて朽ち果てた家や農家の倉庫があったりするが、ここは人が住んでそうだ。
高速で通過する特急列車の轟音、空からは飛行機の騒音。

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そして踏切の先には千歳市のゴミ処分場があってゴミ収集車がひっきりなしに出入りしてる…ここにはちょっと住みたくないなあ…w

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駅前その2

駅前には、私設ふれあいドッグパーク。誰が使ったんだろうか…。 

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カラオケビッグエコー(謎)

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撤退

20分経過。というわけで逆方向の列車で帰るのであった。
JR北海道、次のダイヤ改正ではどれだけの駅が廃止されるんだべか(白目)

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【No.41】元文 大吟醸 花酵母 菊

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ブログを始める前に飲んだ酒シリーズ(2016.01)

銘柄読み

げんぶん

酒蔵名

布屋原酒造場(岐阜県郡上市

詳細情報

ちょっと古いのを。2015年11月に長良川鉄道に乗って岐阜の山奥に行ったとき買った、郡上市白鳥(しろとり)の地酒。
東京農大が開発した、菊の花酵母を使っているそう。

味について

宿では特別純米の燗を飲んで美味かったが、大吟醸もなかなか。
程よい吟醸香と、これまた程よい華やかさで、飲みやすくて美味いぞ。
あまり有名ではないと思われるが、これはかなりの実力蔵ではないか。

スペック

精米歩合:50% / アルコール度数:15~16度

お気に入り度

★★★★☆

価格

720ml 1850円

購入場所

岐阜県郡上市 道の駅