酒蔵訪問記No.7 小林酒造 酒蔵まつり(北海道栗山町/2017.04)
4月上旬に開かれた、「北の錦」の小林酒造の酒蔵まつりに行ってきた。
酒蔵の近くにある、「きびだんご」でおなじみ(たぶん北海道ローカルでおなじみ)谷田製菓のきびだんご祭りと酒蔵まつりを総称して「老舗まつり」というんだそうな。
https://www.shinisematsuri.com/
酒蔵まつり限定酒があるらしい。グヘヘ。
北の錦は旨味があって割と好きなので楽しみ。
高速ゆうばり号
栗山まではJRもあるが札幌からだと遠回りになるので、高速バスがいい。栗山行きか、栗山経由の夕張行きが使える。ここは高速ゆうばり号で。
切符はあらかじめ買って15分前に来たが、長蛇の列。マジかよ。
補助席も使ってバス3台ぐらいに分乗。100人以上は並んでたってことだな…。
この後に臨時便があるとは聞いてたが、1便目の時点でこの混雑とは。補助席にならなくてよかった(ホッ
この日は強風で、高速道路は速度制限かかってた。高速を江別東インターで降りると見渡す限りの畑の風景で…。
写真は南幌町のあたり。いかにも北海道的な景色ですな。南幌町は札幌市と隣り合ってないけど札幌市と同じ市外局番011らしい(トリビア)
栗山駅
というわけで、1時間ちょっとのところだが多少遅れて到着。
栗山駅。
9年前?に初めて乗り鉄の旅(日帰り小旅行)をしたときに来た以来だが、変わってないなあ。その時、日本酒に興味ないのに小林酒造に行ったんだよなあ。駅から徒歩圏内の面白そうなスポットが小林酒造ぐらいしかなかったからだと思うが。日本酒は別に好きじゃなかったので、買った酒も父親にあげた記憶がある。
というわけで、いちおう2回目なのだ。
写真撮り忘れたが、駅前に屋台が出てて、その中に「はしまき」があった。北海道に存在してたとは…!
さて帰りのバスまで3時間、いってみよー。
酒蔵までは歩いて10分ぐらい。
小林酒造 第29回酒蔵まつり
おー、やってるやってる。
普段は10名以上でないと見学できない酒蔵が年に一度の開放。
年季入ってますなあ。
「主に高級酒などの貯蔵に使われています。」ブレブレだけど。。
製麹室は真新しかった。
上槽。
お、ヤブタだ。昔は酒槽(さかぶね)という船のような形の機械で酒を搾ってたが、今は薮田式自動もろみ圧搾機(通称ヤブタ)がほとんどですな。
こだわってるところは今でも酒槽を使ってるらしい。神亀酒造とか。
酒蔵の中に庭みたいな場所があって、レジャーシートやアウトドア用テーブルで陣取って食べ飲みしてる集団が何組も…この寒いのにすげえ。
酒蔵を出て広場へ。大道芸とか太鼓の催しで賑わってる。しかし人が多い。甘酒には長蛇の列。
レストラン&売店。冬季は休業って書いてる。北海道あるあるだな。
併設のそば屋。まだ11時だが列ができてた。祭りじゃない時にゆっくり食べてみたいが、来る用事もないなあ。
試飲&販売。人多すぎ…無料試飲の列はどこが最後尾なのか分からん始末。。。
限定酒は「純米吟醸生原酒」「大吟醸生原酒」「純米生原酒」「本醸造うすにごり生」があったが、純米生原酒を購入。
帰りのバスまで3時間、谷田製菓に寄ってその後は昼食でもと思ってたが、どこもかしこも人だらけで、しかも強風で寒い…ちょっと厳しいので帰ることにした。ということで、1本早いバスに乗るには、もうあまり時間がない。
有料試飲はそれほど並んでなかったので、最後にこれを飲もう。純米大吟醸・雪心。おちょこ付きで1杯500円。おちょこがあればおかわり400円。
精米35%のスッキリさと程よい甘さで、流石の飲みやすさだった。
ソーセージをつまみに。奥に倒れた椅子が強風を物語っている。
というわけで駅に戻る。まっすぐ行くと谷田製菓だったんだけども。
きびだんご気になったんだけどね…なんで北海道できびだんごなのかを知りたかった。(ググるのはめんどいのd
谷田製菓には行かなかったが、きびだんごメロンバージョンをゲットできた。もちもちのメロン味、美味でござった。(500円はちょいとお高めだったが)
というわけで滞在1時間半程度でとんぼ返り。駅前の屋台ではしまき買うの忘れた…。
帰りは高速くりやま号。ゆうばり号と違って栗沢を経由。
予想以上の人出だった。札幌近郊で酒蔵祭りやるのってここだけのはずだから混みあうのかな。
まあこれはこれで楽しかったということで。
【No.64】吟醸 肥前杜氏
ブログを始める前に飲んだ酒シリーズ(2015.8)
銘柄読み
ひぜんとうじ
酒蔵名
詳細情報
ちょっと古いのを。博多駅のマイングにある土産屋「壱岐の島」で購入。
三井の寿の生酒とか、いい酒置いてた店だったんだが、2016年のマイング改装後に移転して酒を置かなくなってしまった。。。
味について
純米でない吟醸だが、(吟醸でない)純米酒に近い味でビックリ。
後味にちょっと辛味があったとはいえ…これは醸造アルコールの添加量が少ないんだろうなって。
当時は気にしてなかったが、精米歩合58%とあるので、それほど米を磨いてないというのも純米酒に近い理由の一つなのかも。
これはちょっともう1回飲んでみたいところだ。
スペック
精米歩合:58% / アルコール度数:15度
お気に入り度
★★★★☆
価格
300ml ???円
購入場所
JR博多駅 土産屋
【No.63】宗政 蔵開き限定 純米大吟醸あらばしり
銘柄読み
むねまさ
酒蔵名
宗政酒造(佐賀県有田町)
詳細情報
宗政酒造の酒蔵開き祭りで購入。酒蔵開きレポートはこちら。
蔵開き限定酒として「純米吟醸生原酒」「大吟醸おりがらみ」「純米大吟醸あらばしり」が用意されてたが、さんざん試飲して迷った挙句、これを選んだのであった。
純米大吟醸で1700円は安いよなあ。
味について
軽やかな甘さと、これぞ生大吟醸というフレッシュなフルーティーさ。これは飲みやすい!
日本酒度-17だが、ベタベタした甘さではなく軽やか・爽やかで、後味のキレ・辛さも兼ね備えている。食前酒にピッタリですな。
燗でいけないこともないが、冷やした方がいいかな。
スペック
精米歩合:50% / アルコール度数:15.7度
使用米:佐賀県産山田錦
日本酒度:-17
酸度:1.6
アミノ酸度:1.5
お気に入り度
★★★★☆
価格
720ml 1700円
購入場所
宗政酒造 直売
うすにごりなあらばしり。
【No.62】黒龍 吟のとびら
ブログを始める前に飲んだ酒シリーズ(2015.8)
銘柄読み
こくりゅう
酒蔵名
詳細情報
ちょっと古いのを。市内にある、こだわりの地酒が揃った酒屋さんで購入。 人気銘柄の黒龍だが、このとき初めて飲んだのであった。
150mlという小さいサイズはちょうど入門向けですな。
(その後福井の寿司屋で聞いた話…「吟のとびら」を出してたこともあるが、量が少なくて飲んだ気がしないという客が多くて置かなくなったそうな…w)
味について
人気があるだけあってやはり美味い。 どっしりとして重みがある味で、何より雑味が全くない。
同じ大吟醸でも、スーパーで安かった「國盛 彩華」とは比べ物にならず。 (あっちは香り系の酒なのでベクトルが違うけど)
スペック
精米歩合:50% / アルコール度数:14.5度
お気に入り度
★★★★☆
価格
150ml 412円
購入場所
札幌市 酒屋
【No.61】國盛 彩華 大吟醸
ブログを始める前に飲んだ酒シリーズ(2015.7)
銘柄読み
くにざかり
酒蔵名
中埜酒造(愛知県半田市)
詳細情報
ちょっと古いのを。2015年のGWに乗り鉄旅行したとき、名鉄河和駅前のスーパーで購入。
JR半田駅の近くには中埜酒造の「酒の文化館」というのがあるらしい。
周辺にはミツカンの本社もあるが、ミツカンは当初は中埜酢店という屋号だったそうで、以前は中埜酒造とも関わりがあったんだそうな。
味について
香りも味わいもフルーティーでスッキリ飲みやすく、悪くないのだが、香りが強すぎ主張しすぎなので食中酒にはならないし、毎日飲みたい酒ではないかなあ。
女性向けには良いかもしれんが、俺の好きなタイプではないのであった。
これは2年前に飲んだものだが、今も健在のようだ。
ワイングラスでおいしい日本酒アワード2017「最高金賞」受賞とのこと。 http://www.nakanoshuzou.jp/webdir/61.html
スペック
精米歩合:50% / アルコール度数:15度
お気に入り度
★★☆☆☆
価格
300ml 513円
購入場所
愛知県美浜町 スーパー
【No.60】純吟 比婆美人
銘柄読み
ひばびじん
酒蔵名
詳細情報
2016年9月に中国地方を巡って買った10本中の8本目。
比婆美人という酒銘は、広島県庄原市と島根県にまたがる中国山地の比婆山という山から取られている。
ラベル表示には珍しく、純米吟醸を略した純吟と表示されている。
味について
最初にどっしりとした米の旨味が来る。精米歩合50%の純米吟醸にしては意外。そして後からキレのある辛さが来る。ちょっと辛さが気になるが悪くなく、これは面白い味わいだ。
燗でも辛さが気になるが、まあまあいける。
香りと後味から雄町っぽさを感じるが、米の種類は不明。
同じく広島の山あいにある美和桜はスッキリ系だったが、これはまた違うのねえ。
スペック
精米歩合:50% / アルコール度数:15~16度
お気に入り度
★★★☆☆
価格
300ml 669円
購入場所
意外と色がついてる。
【No.59】美濃菊 養老鉄景
ブログを始める前に飲んだ酒シリーズ(2015.7)
銘柄読み
みのぎく
酒蔵名
詳細情報
ちょっと古いのを。2015年のGWに乗り鉄旅行したとき、養老鉄道の養老駅前にあった個人商店(土産屋)で購入。
養老鉄道公認・養老鉄道応援酒。
http://www.minogiku.co.jp/youroutekkei
精米歩合65%の純米酒。けっこう色がついてた。
親孝行の息子が酒の流れる滝を見つけたという養老の滝伝説がある養老には、酒蔵が似合いますな。
(養老の滝といえば居酒屋チェーンの名前としか思ってなかったでござる)
味について
ちょっと辛口で多少飲みにくかったが、米の味が感じられて悪くなかったのであった。
スペック
精米歩合:60% / アルコール度数:15~16度
岐阜県産ひだほまれ100%使用
お気に入り度
★★★☆☆
価格
300ml ???円
購入場所
パッケージも養老鉄道仕様。