【No.74】雪の茅舎 純米吟醸ひやおろし
ブログを始める前に飲んだ酒シリーズ(2015.10)
銘柄読み
ゆきのぼうしゃ
酒蔵名
詳細情報
ちょっと古いのを。いつぞやの秋に買ったひやおろし。
全国乗り鉄するようになって、秋田で「雪の茅舎」を飲んでから地酒(日本酒)に興味を持つようになった俺。
雪の茅舎は思い出の銘柄。実は近所の酒屋でも売ってるのを見つけてしまったのであった。
味について
一口目はフルーティーで程よい甘さを感じるが、後から辛味も来るバランスの良さ。やはり美味い。
太田和彦さんも愛飲の「美酒の設計」なんかも飲んだが、雪の茅舎はしっかりしてるが飲みやすいよなあ。
スペック
精米歩合:55% / アルコール度数:不明
お気に入り度
★★★★☆
価格
720ml 1620円
購入場所
札幌市 酒屋
これと同じのを由利本荘で買ったこともあり、その時は懸賞の応募券がついてて、雪の茅舎のグラスセットが当たったのであった。
秋田県内で買わないとついてない応募券だったのだと思われる。ラッキー。
【No.73】志太泉 にゃんかっぷ
銘柄読み
しだいずみ
酒蔵名
詳細情報
ススキノの酒屋で購入。以前見たことがあって気になってた、猫のカップ酒。
大関ワンカップにかけてにゃんかっぷらしい。中身は純米酒。
http://shidaizumi.com/sake/nyan%20cup/nyancup2010.html
味について
スッキリ爽やか、キレがあって飲みやすい。米の旨味も多少ある。静岡の酒は久々に飲んだが、いいねー。
燗にすると五百万石特有の変な後味や香りが出てきてイマイチ。冷やして飲むのが良さそう。
スペック
精米歩合:55% / アルコール度数:16度
使用米:五百万石100%
お気に入り度
★★★☆☆
価格
180ml 324円
購入場所
札幌市 酒屋
【No.71】金雀 純米吟醸 秘伝隠生酛
銘柄読み
きんすずめ
酒蔵名
堀江酒場(山口県岩国市)
詳細情報
2016年9月に中国地方を巡って買った10本中の9本目。
岩国市を走る錦川鉄道の終点・錦町駅の近くにある堀江酒場。
錦川鉄道ボトルのお酒が気になったが、ここは普通のボトルで。
ちなみに会社名は堀江酒場(さかば)なのだが、なぜ酒造でも酒造場でもなく酒場なのかは不明。隣の島根県にも「桑原酒場」「財間酒場」がある模様。
秘伝隠生酛というのは、秘伝の酒造りで造られたものということらしい。
http://www.horiesakaba.com/sake/index.html
ラベルにはビッシリと漢字が。
中国山脈山峡 周防山代
清流錦川源流 湧水仕込
純米吟醸 八反錦 五拾五磨
秘伝隠生酛造 堀江酒造謹醸
※山代は、錦町を含む錦川の上流地域の呼び名だそう。
味について
生酛らしい酸味があり、けっこう辛口。濃厚でいて爽やかさもあり、そしてフルーティー。爽やかフルーティーな生酛というのも珍しい。
米の旨味を感じる酒ではないので、燗向けではないかな。三芳菊に近い味かも。
スペック
精米歩合:55% / アルコール度数:15度
お気に入り度
★★★☆☆
価格
300ml 600円前後
購入場所
堀江酒場 直売
意外とオリがあった。
酒蔵訪問記No.8 クンチョウ酒造(大分県日田市/2017.04)
日田天領水で有名な大分県日田市。水の良いところには酒蔵あり。
日田の中でも古い街並みが残る豆田町にあるクンチョウ(薫長)酒造を訪問してきた。
この日の日田は絶好の行楽日和。日田は全国でも有数の暑い場所。5月に入ると30度を超える日も出てくるので、ちょうどいい時期だった。
薫長酒蔵資料館
酒蔵は一部資料館として開放されており、試飲のできる売店と、酒粕アイスなどが食べられる飲食コーナーが併設。
酒粕アイス食べたかったけど売店だけで満足して行き忘れてしまった。向かいは酒蔵経営のカフェになってるが、そっちにも行かず。。。
売店には気さくな女性の方がいて、新酒を試飲させてもらった。
曰く、台湾の男性俳優がちょうどロケで来てるそうで、台湾からの団体客がサインを求めてたそうな。向かいのカフェにいるという話だった。確かにグラサンの男がいるのを見たなあ。
この記事の一番上にある写真の奥の方にカメラクルーっぽいのが写り込んでるが、これがロケなのかもしれないし、そうじゃないのかもしれない。
蔵がいくつかあるようだ。
お酒の学習室。
真ん中にすげえアグレッシブな鹿がいる。集中線入れてあげたいw
いくつかある蔵のうち、中蔵が酒蔵資料館になってる模様。
古い酒造りの道具や昔の生活用品なんかが展示されてた。
あれ、これしか写真がない…もっと撮ればよかった。
飲食コーナーにもお菓子とかが売ってたようだが、行けばよかった。
まあ後悔ばかりしても仕方ない。
売店では180mlの純米酒を購入。そして甘酒と、例のごとくお猪口をば。甘酒は甘すぎず飲みやすかった。
次の酒蔵巡りはいつになるかなあ。
【No.69】園乃蝶 純米吟醸
銘柄読み
そののちょう
酒蔵名
蔵内堂(福岡県大川市)
詳細情報
ちょっと説明するのが面倒なやつ。
園乃蝶は、2016年2月に廃業した清力酒造が作っていた銘柄。(元々は大坪酒造の銘柄らしい)
廃業後も売ってて不思議に思ってたが、清力の事業を引き継いだのが蔵内堂だそうで、ラベルの製造元の部分がシールで「蔵内堂」に上書きされてる。
某所の情報によると、これは他社への委託醸造(いわゆる桶買い)で作られているそう。
どこで作られたか分からない上に、阪急デパート限定商品で立派な箱に入っていて値段も高く、ぶっちゃけ進んで飲みたい物ではないのだが、1つでも多くの銘柄を飲んでみたいのである。
味について
米の旨味があり、辛さが後から来る。
スッキリさなどの吟醸らしさは感じられず、純米吟醸というより純米酒といった味。それもスタンダードでごく普通の。
うーん。箱代が含まれてるとはいえ、2000円以上する酒の味ではないな。1200~1500円ぐらいの酒の味だ。予想はしてたけどw
スペック
精米歩合:58% / アルコール度数:15~16度
お気に入り度
★★☆☆☆
価格
720ml 2376円
購入場所
福岡市 デパート
立派な箱。
製造元が上書き。ラベルは写楽の浮世絵。
清力。