ローカル列車で日本酒旅 乗り飲み日記

基本は飲んだ酒の備忘録、たまに旅行記。

酒蔵訪問記No.9 無法松酒造(福岡県北九州市/2017.06)

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福岡県北九州市には「天心」の溝上酒造と「無法松」の無法松酒造がある。
天心は飲んだことあるが、無法松は聞いたことがなかったのでお酒を買いに行ってみた。

北九州・小倉を舞台にした「無法松の一生」という小説があり、そこから取られた酒銘だと思われる。

石原町駅

というわけで、小倉からローカル線・日田彦山線で30分、北九州市の郊外にある石原町駅へ。

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昭和の佇まいですなあ。

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から5分ほど歩く。奥の方に何か見えてきた。

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おっ、仕込み水の水汲み場だ。

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ポリタンク持ってきて100円入れるやつかこれ。

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無法松酒造

そして酒蔵が見えてきた。看板に山家酒造株式会社とあるが、以前の社名らしい。

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売店あり。あ、休日も営業してたのね。
酒蔵の事務所兼売店って大抵平日のみ営業なので、平日に来たんだけども。
公式サイトがあっても売店の有無や営業日・時間が書いてない酒蔵が多いのよね。

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売店には日本酒・焼酎・果実酒が目白押し。許可をいただいて中の写真をパシャリ。

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300mlのが欲しかったが上撰だったので、720mlの純米酒を購入。飲むのが楽しみじゃわい。

萌え~なラベル酒も置いてた。いろいろやってるのねえ。

【ガルムホ】北九州の萌酒のご紹介


さて小倉に戻る。汽車は時間が合わないのでバスで。最短距離で走り40分で着く快速もあるが、時間が合うのは住宅街の中をぬって50分走る普通便。

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少しずつ遅れて50分のところが1時間かかったのであった。。。
頭で刈る頭。

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福岡県内で有名な銘柄は筑後方面のが多いが、筑豊方面も応援せねばだな。

【No.86】夏子物語 純米吟醸 しぼりたて生酒

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ブログを始める前に飲んだ酒シリーズ(2015.12)

銘柄読み

なつこものがたり

酒蔵名

久須美酒造(新潟県長岡市

詳細情報

ちょっと古いのを。 以前、久須美酒造の「清泉 特別純米酒」を買った酒屋を再訪。
今度は別の蔵の酒を買おうと思っていたのだが、結局同じ蔵の夏子物語を買ってしまった。
この時期だけの新酒で、入荷してる分しか無いと言われて飛びついてしまうという…。
久須美酒造は漫画「夏子の酒」のモデルになった蔵なので気になってしまうのである。

味について

生酒ならではのフルーティーさはもちろんのこと、辛味はあるが雑味が少なく、純米大吟醸にも引けを取らない味。
淡麗辛口のいわゆる新潟の酒とは一線を画した味で、間違いなく美味い。買って良かった。

スペック

精米歩合:不明 / アルコール度数:不明

お気に入り度

★★★★★

価格

720ml 1698円

購入場所

札幌市 酒屋

 

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【No.85】特別純米酒 筑紫の誉

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銘柄読み

ちくしのほまれ

酒蔵名

筑紫の誉酒造(福岡県久留米市

詳細情報

福岡県の日本酒、たぶん家飲み22蔵目。
2月に開かれた福岡の「城島酒蔵びらき」イベントで筑紫の誉酒造を訪れた際に購入。
筑紫の誉は福岡市内でも聞きなれない銘柄なので、イベントに参加した甲斐があるというものだ。

味について

スッと入ってきて、程よい酸味があって、後味には辛さ。
バランスが取れていて、しっかりさもあってなかなか。
裏ラベルにも書いてある通り、燗でもなかなかいける。まあ冷やしたほうが好きかな。
あまり有名でないと思われる蔵の酒が予想以上の味だとお気に入り度が上がっちゃうふしぎ。

スペック

精米歩合:60% / アルコール度数:15度
原料米:夢一献100%
日本酒度:+3

お気に入り度

★★★★☆

価格

500ml 1100円前後

購入場所

筑紫の誉酒造 直売

 

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yagi-sake.hatenablog.com

日帰り小旅行・室蘭 酒屋と駅弁とか(2017.6)

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日本酒の本を読んでるとちょくちょく出てくる室蘭の酒本商店という酒屋がずっと気になってた。
店主は昔の日本酒漫画「夏子の酒」の主人公の利き酒能力のモデルになったとか、札幌で日本酒イベントを開くこともあるとか、北海道新聞の記事で見かけたりとか…。
そして何より、俺の好きな、燗で美味い銘柄を多く扱っているのだ。
室蘭にはなかなか行く機会もないので、酒本商店をメインに据えて日帰り小旅行をば。

 

高速バスで室蘭

札幌から室蘭へは、JR特急・JR普通列車・高速バスの選択肢があるが、安いので高速バスで。所要2時間強なり。
ローカル列車で日本酒旅って名前のブログだけどローカル列車が全然出てきませんねはい。旅はしてるんだけど旅行記書くのがえらい時間かかるので、なかなか着手できてないでござるの巻。

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札幌から道央自動車道に乗って南下。
白老の社台ファームと思われる。写真左の方に豆粒のように写ってるのがお馬さんです。

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バスは登別インターで高速を降りて国道で室蘭に向かうルート。鬼が出るぞー。
行きも帰りも登別で乗り降りする外国人観光客がいた。JRの方が分かりやすいと思うんだが、よく調べて来るもんだ。
登別温泉の宿泊者数は外国人の割合が半数を超えたんだそうで。うへへうへへ。

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東室蘭駅

そして東室蘭駅到着。冒頭の写真がそれでございます。
室蘭と言えば焼き鳥、カレーラーメン、製鉄工場の街、ボルトでできたボルタ君、白鳥大橋といったところか。
カレーラーメン味の大王が有名ですな。食べたことあるので今回はスルーで。

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駅弁購入

母恋(ぼこい)めしというのが有名。売店に行ってみたが、この1種類のみだった。
時間は12時前、3個残っていたのだが、売店で土産物を物色しているうちに気付いたら無くなってしまっていた。
よく見ると、レジでおばさんが母恋めしを3つ一気に買おうとしているまさかの展開。精算前だったので、掛け合って1つ譲ってもらったのであった…。
「札幌から来たの?私は地元だからいつでも食べられるからいいよ」てな具合で…。いや、なんで一気に全部買うし。
※電話予約ができるらしい。どうしても欲しい場合は予約が良さそう。

 

ローカル列車で小旅行

酒屋は半島の先の方にあるのだが、半島を陸伝いに進むと、行って帰ってくるだけになって味気ない。
というわけで半島にかかる白鳥大橋を渡るバスに乗る。そのためにローカル列車で2駅移動。
地図にするとこんな感じ。うーん、実に分かりやすい!

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豊浦行き普通列車。1両編成の車内は学生でまあまあ混んでる。

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崎守駅

東室蘭駅から2駅、室蘭市郊外の無人駅に到着。

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母恋めし

バスの時間まで30分あるので母恋めしをいただく。ベンチすら無い駅だが。
母恋めしの正体は、ホッキ貝ごはんのおにぎりなのである。

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貝に入ってるのが見た目にもグッド。
ホッキの鮮度が全然違う。その辺の居酒屋で食うホッキ刺身なんかとはワケが違う。鮮度がいいと歯ごたえが違う。つまり、美味いのだよ。

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なぜか卵とチーズの燻製が入ってたのだが、これも程よい味付けで地味に美味かった。

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1200円ぐらいしてて正直高かったけど、高いだけのことはあるなあって。
最優秀賞受賞とか書いてるすげえと思ったが、よく見たら郷土料理コンテストって書いてた。ローカルなやつでしたか。

さて、出かけよう。

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路線バスで白鳥大橋越え

というわけで、白鳥大橋を渡る路線バスに乗る。この路線は休日は1日3本しかないので、これに乗れるように計算してきたのである。

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さっき汽車で来たのとは別の線路が通ってる。貨物線だと思ってたのだが…あれれ。2017年3月まで走ってた特急オホーツクの車両がこんなところに。

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寝台特急北斗星の廃止後、車両は室蘭の引き込み線に入った後そこで解体されたと聞いたが、それがこの場所なんだな…。
ということはこのオホーツクはここで解体される運命なんだな…南無。
ちなみに在りし日のオホーツク号。(2010年、丸瀬布駅にて)

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(追記)調べたところ、崎守埠頭からタイに輸出されるんだそう。第二の人生というやつですな。

JR北海道が室蘭港引き込み線を今年も活用【室蘭】|北海道ニュースリンク

 

そしてバスは白鳥大橋へ。

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しまった、バスの中からだと橋の写真が撮れないじゃないか。こんな写真しかない。。。

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道の駅があるので寄り道してもよかったんだけども。白鳥大橋もよく見えたと思うが、時間の関係上スルーで。

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 イルカウォッチング、水族館もあるとか。母恋めし作ってるのはここらしい。

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いろいろスルーしてバスを降りる。
道路の名前についてる3・4・215とかいう数字が気になる。岩内とか恵庭でも見たことあるが、札幌には無いし道外でも見たことない謎。

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酒本商店

そして酒本商店に到着。帰りのバスの時間まで滞在20分。バスは1時間に1本なので…。

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sakemoto.orgうっひょー。花垣、杜の蔵、日置桜、竹鶴、神亀、残草蓬莱…etc、テンションの上がる品ぞろえ。
オリジナル商品の俊也(しゅんなり)というのが欲しかったが売り切れてたので、別のオリジナル商品・蘭の舞を選ぶ。
俊也は室蘭の隣の伊達市産米を使って神奈川県の残草蓬莱の蔵で造ってもらったオリジナル。
蘭の舞は室蘭市産米を使って鳥取県の日置桜の蔵で造ってもらったもの。札幌の飲み屋で飲んだことあるんだけど、しぼりたてというのがラスト1本残ってたのでそれを。

北海道なんだから北海道の酒蔵で作ればいいじゃないと思う向きもあるかもしれんが、函館・室蘭といった道南地方には酒蔵が存在しないし、北海道にはバリバリ燗でいける酒を造ってる蔵って少ないのよね。しゃーない。
ちなみに北海道の二世古酒造で作ったオリジナル商品・北力というのもある。北海道の日本酒だとちょっと前までは金滴がアツかったが、今は二世古だな。

店主はいなかったが、店員さんによくしてもらったのであった。買ったのは生酒だったので保冷剤を入れてくれたり。
先客が帰って他の客がいなくなったので、室蘭や札幌の居酒屋を紹介してもらってバスの時間ギリギリまで話してきた。
帰りのバス停は目の前。来た時のバス停とは違うところ。
バス停に「酒本本店前」とある通り、ここは本店。東室蘭駅の近くに支店があり、そっちのほうが行きやすい。次はそっちかな。

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室蘭駅

東室蘭駅から室蘭市の市街地に延びる支線の終点の駅。

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ここから札幌行きの高速バスに乗れるんだけど、ちょっと時間があるので、支線の駅を訪問しに行く。
電化区間なのに普通列車が汽車なのはデフォですな。札幌近郊でも増えてる。電車よりディーゼルカーのほうが安いからだそうで。まあJR北海道だからしょうがない。
そもそもJR北海道で電車が走れる区間が数えるほどというのはおいといて。

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室蘭駅の隣が母恋駅。母恋めしはここでも売ってる。

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今回はスルーだけど、ちなみにこんな駅。(2010年撮影)

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御崎駅

その次の御崎駅で降りる。札幌行きの高速バスはここからも乗れるので。

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ホームの左側にも線路があった痕跡が。工場の多い場所なので昔は貨物列車もあったんだろうなあ。

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キオスクって一部の大きい駅を除いてほとんど無くなってしまったなあ。近所の駅にもあったんだけど。

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さて帰るとするか。

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意外と混んでて、登別で満席になってしまった。

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というわけでおしまい。
酒本でカタログもらった。取扱い全銘柄が網羅されてる意外と厚いやつ。

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これがオリジナル商品ですな。

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噂にたがわぬいい店だった。美瑛の土井商店というのも気になるので次はそこかな。

あっ、土井商店って4日前に旭川に移転したらしい…まじか。

【No.84】大七 純米生酛 生詰寒おろし

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ブログを始める前に飲んだ酒シリーズ(2015.11)

銘柄読み

だいしち

酒蔵名

大七酒造(福島県二本松市

詳細情報

ちょっと古いのを。
生酛造りに定評がある大七。名前は知ってて気になってたが、デパートで試飲販売やってたのでここぞとばかりに。
ひやおろしもあったけど、ここは貯蔵期間を11月まで延ばした「寒おろし」を選ぶの巻。
名門酒会の企画商品とのこと。

味について

生酒ならではのフルーティーさと辛さもあり、バランスの取れた味。
そして何より、この時期まで寝かせただけのことはあるコクとまろやかさで、噂に違わぬ美味しさだった。
熱燗でもいけるが、冷やしたほうが好きかな。

スペック

精米歩合:不明 / アルコール度数:不明

お気に入り度

★★★★☆

価格

720ml 1470円

購入場所

札幌市 デパート

【No.83】北の錦 くらまつり限定 純米生原酒

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銘柄読み

きたのにしき

酒蔵名

小林酒造(北海道栗山町)

詳細情報

小林酒造の酒蔵まつり限定2000本のレア物なり。
他には「純米吟醸生原酒」「大吟醸生原酒」「本醸造うすにごり生」があった。

味について

生酒らしくフレッシュだが、原酒の辛さとそして苦みがある。これはシブくて旨い酒だな~。
でもちょっと苦さが気になる…。燗だと甘みが出て気にならなくなった。
苦さのある酒ってのもなかなか珍しいが、これはこれで。

スペック

精米歩合:50% / アルコール度数:18度
北海道産米使用

お気に入り度

★★★☆☆

価格

720ml 1500円

購入場所

小林酒造 直売

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yagi-sake.hatenablog.com

【No.82】越の誉 純米吟醸 清吟

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銘柄読み

こしのほまれ

酒蔵名

原酒造(新潟県柏崎市

詳細情報

デパートの五寸瓶(180ml)特集で購入。多くの種類を少しずつ飲みたいのである。
清吟=せいぎん。
原酒造は予約すれば土日も見学させてくれるそう。これは行ってみたい。
http://www.harashuzou.com/

味について

スッキリさ&爽やかさがあるが、意外と酸があって飲みごたえがある。これは悪くない。
燗よりは冷やしたほうがいいかな。

スペック

精米歩合:麹米50%、掛米60% / アルコール度数:15度
新潟県産米使用

お気に入り度

★★★★☆

価格

180ml 390円

購入場所

札幌市 デパート