酒蔵訪問記No.12 八重寿銘醸(秋田県大仙市/2017.08)
夏の秋田・酒蔵訪問シリーズその3。
秋田市で銀鱗と高清水の酒蔵に行き、花火大会で有名な大仙市大曲に宿をとった。
ホテルの近くに酒蔵があるようなのでお酒を買いに訪れてみた。
http://www.osake.or.jp/kuramoto/iframe/s301.html
共同瓶詰工場と書いてあり、酒蔵とは毛色が違うのかも。ここでは売ってくれるのかな…と思いつつ訪問。
下の方に「ようこそ!花火のまち大曲へ」とある看板はパチンコ屋のもの。
で、恐る恐る入ってみたが、ここではお酒は売ってないらしい。裏の方にある酒屋さんで売ってるとのこと。
酒屋さんに無い商品が欲しい場合は、酒屋さんが八重寿銘醸に取りに行く形での販売になるという。(酒税法の関係らしい)
ただ今の時間は16:50頃。八重寿銘醸は17時で閉まってしまうので…というお話だったので、急いで裏の酒屋さんに行ってみた。
裏の方に歩いて2~3分、斉藤酒米店さんがあった。
秋田をはじめ、全国の日本酒や焼酎が揃うお店。
よかった。八重寿銘醸の「特別純米酒 白神山地の四季」が置いてあったので購入。
八重寿銘醸でもらったチラシなり。
白神山地は同じ秋田県内でも青森との県境にあって大曲から遠いのに何故この酒銘なのかが謎だ。
有名銘柄すぎて販売は特約店限定で、事務所に行っても酒を売ってくれない酒蔵もあるのだが、(田酒、新政、黒龍、鍋島とか)
酒税法の関係で売ってないというのは初めてだった。法律は難しいですな。。。
酒蔵訪問記No.11 秋田酒類製造(株)/高清水(秋田県秋田市/2017.08)
乗り鉄&酒蔵訪問の旅で秋田へ。
秋田市内で見学できそうな酒蔵を探したところ、有名な高清水がヒットした。
大手の大きい工場なわけだしどうかな…と思いつつ電話予約して訪ねてみた。
見学は平日のみとのこと。金曜日でよかった。というわけでレポってみる。
バスで酒蔵へ
秋田駅からバスに15分ほど揺られる。
32度の暑さの中、バス停から数分歩くと見えてきた。うーん、どでかい。
そして広い…
広すぎてどこが受付なのかさっぱり分からん。
お仕事中の方に聞いて中へ。
酒造道場・仙人蔵
案内されたのは、酒造道場・仙人蔵。こちらでは小ロットでこだわりのお酒を造っているとのこと。
見学は10:30~ / 13:30~ / 15:00~の時間で予約制。7~8人で来てた女性グループと一緒だった。
まずはビデオ映像を見る。平成9年に完成した御所野(ごしょの)蔵の完成当時の紹介映像で、案内のお姉さんも突っ込んでたけど多少古い映像だった。
御所野蔵は、秋田空港の近くの御所野という場所にあり、杜氏制ではなく社員でこだわりのお酒を造っているそう。
仙人蔵の2F。昔の酒造りの道具なんかを展示してある。
2Fからは1Fの様子が見える。でかいタンクがおりますな。
記念撮影用の一斗瓶があり、それを抱えて案内のお姉さんに写真撮ってもらった。
お姉さんは普段は事務員だが、酒造りを一通り体験したという。
やっぱり、やったことがないと説明できないよねえ。
倉//蔵(KURA KURA)
仙人蔵を出て、向かいの建物で試飲タイムへ。
なんと、この建物は数日前に公開されたばかりだという。
高清水の酒蔵見学に誕生した新しい施設「倉//蔵(KURA KURA)」。酒蔵見学の施設として、8月2日(水)より利用を開始します!
https://www.facebook.com/takashimizu.sake/posts/691240037743466
倉//蔵…しゃれてますな。
おお、新しい匂いがするぞ。
お酒はもちろん、高清水のグッズも販売。
ここはグラスを購入。
お酒は限定酒もあったが一升瓶だったので厳しい。。。
迷ったが300mlの小さいのを購入。
そして試飲が可能なのだ。ボタンを押すとお酒が出てくるマシン。これは初めて見たぞい。
4種類飲むことができた。
・デザート純吟
・本醸造
・純米大吟醸
・五番
五番は、秋田蔵付分離酵母純米酒シリーズだそう。
フルーティーでまろやかさがあってなかなか良かった。
川元むつみさん
さて帰る。所在地は、秋田県秋田市川元むつみ町。女性の名前のような町名だ。
帰りは川元むつみ町のバス停から。
あ、むつみ町に略されてる…ガーン。
というわけでおしまい。
大手の大きい工場だし…と思っていたのは杞憂で、実際とっても楽しめたのであった。ありがとうございました。
酒蔵訪問記No.10 那波商店/銀鱗(秋田県秋田市/2017.08)
苫小牧からフェリーに乗って秋田に来ましたわよ。8月頭に乗り鉄&酒蔵訪問の旅をしてきたでござる。
秋田港フェリーターミナルの近くに酒蔵があるようなので早速訪問してお酒を買ってきたのである。
秋田県酒造組合の蔵元マップ、実に分かりやすい。
旅行記も書きたいところだが、まずは酒蔵訪問記から。酒蔵見学でないただの訪問記は別段面白いものでもないかもしれぬが。。。
さてフェリーを降りて…
道の駅に寄り道したりしながらボチボチ歩いて…15分ぐらいか。
景色は港の風景から住宅街に変わっていき…紳士服屋の駐車場の脇に見えてきた。
ファミマ…じゃないよ酒蔵だよ。
地酒物語・銀鱗 那波商店。
金曜日の朝9時半頃に訪問。土日の営業や、見学可能かどうかは聞きそびれた。
事務所の中に、お酒売ってくださーいと入っていく。
事務所に売っているお酒の種類は多くは無かった。300mlが欲しかったのだが、小さいのは裏から取りに行くので10分ぐらいかかるとのこと。
斜め向かいの酒屋さんに買いに行った方が早いということで、そちらに向かう。
というわけで酒屋さん、最八商店。写真撮り忘れた。
秋田の日本酒が揃うお店であった。銀鱗の純米300mlをめでたく購入。
住宅街の中に急に現れる酒蔵というのも面白いものだ。
【No.93】純米吟醸 熊野
銘柄読み
ゆや
酒蔵名
萬年亀酒造(福岡県久留米市)
詳細情報
福岡県の日本酒、たぶん家飲み23蔵目。
2月に開かれた福岡の「城島酒蔵びらき」イベントで萬年亀酒造を訪れた際に購入。
萬年亀は福岡市内でも聞きなれない銘柄なので、イベントに参加した甲斐があるというものだ。
熊野と書いて「ゆや」と読むそう。萬年亀酒造の公式サイトに載っておらず、ネット検索してもさっぱりヒットしないのが謎。
味について
スッキリとした飲みやすさの中に米の旨味がある。後味には辛さ。ご近所の旭菊に近いかも。
米の旨味があるので燗でもいける。
スペック
精米歩合:不明 / アルコール度数:14~15度
お気に入り度
★★★★☆
価格
300ml 600円
購入場所
萬年亀酒造 直売
【No.92】つや姫 なんどでも
ブログを始める前に飲んだ酒シリーズ(2015.12)
銘柄読み
なんどでも
酒蔵名
詳細情報
ちょっと古いのを。2015年10月に山形~新潟を乗り鉄したときに購入。
「何度でも」と「何℃でも」にかけた、しゃれた名前とデザインの純米吟醸酒。 つや姫は山形県一押しの食べておいしいお米だそう。
山形米なら「はえぬき」は知ってたが、つや姫は初耳だった。
味について
米の味がしっかりする、純米らしい日本酒。 後味の辛さが気になるものの、熱燗だと気にならなくなった。
文字どおり、どの温度帯にしても飲みやすく、何度でも飲みたくなる純米吟醸。
「何度でも」はもちろん、「誰にでも」飲んでもらえるお酒かと。
スペック
精米歩合:58% / アルコール度数:15~16度
山形県産つや姫100%使用
お気に入り度
★★★★☆
価格
300ml 540円
購入場所
JR赤湯駅 土産屋
【No.91】山陽鶴 八〇純米
銘柄読み
さんようつる
酒蔵名
詳細情報
第5回北の酒まつりinきたひろしまのイベントで購入。
同じ山陽鶴の「昇り鯉」というのを利き酒してみたところ、あまり好きではなかったのだが、精米80%に惹かれて山陽鶴を買ってみたのであった。
http://sanyotsuru.jp/products/80jyunmai
味について
これは複雑な味わい。意外とフルーティーさがあるが、後味が好きになれない。
燗にしても雑味が気になる。精米80の純米としては普通かなって。
スペック
精米歩合:80% / アルコール度数:14~15度
日本酒度:+3
お気に入り度
★★☆☆☆
価格
720ml 1300円
購入場所
第5回北の酒まつりinきたひろしま
箱は雨で濡れてしまった。