ローカル列車で日本酒旅 乗り飲み日記

基本は飲んだ酒の備忘録、たまに旅行記。

【No.146】生貯蔵酒 純米吟醸 ささゆりの里

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銘柄読み

ささゆりのさと

酒蔵名

柴田酒造場(愛知県岡崎市

詳細情報

ちょっと古いのを。2016年2月に静岡~愛知県の乗り鉄旅行で買ってきた8本中の6本目。岡崎市のスーパーで見つけて購入。

柴田酒造場|商品一覧|純米吟醸 ささゆりの里
柴田酒造場の代表銘柄は「孝の司」だそう。
蔵元のある岡崎市額田地区では、ササユリが有名らしい。

味について

スッキリと飲みやすく、それでいて濃厚でなかなか美味い。
製造年月が2015/9とあったので、若干熟成されたやつかな。
濃厚なので燗でもなかなかいけた。
旅先で初めて知った銘柄が美味いとテンション上がるよねホント。

スペック

精米歩合:60% / アルコール度数:15度

お気に入り度

7/10

価格

300ml 605円

購入場所

愛知県岡崎市 スーパー

【No.145】白影泉 山廃純米 山田錦五割五分磨き 19BY

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銘柄読み

はくえいせん

酒蔵名

下村酒造店(兵庫県姫路市

詳細情報

古酒のストックが無くなったので新しいのが欲しいと思っていたところ、
酒屋さんのブログで珍しい古酒が紹介されていたので買ってきたでござるの巻。
白影泉 山廃純米 山田錦五割五分磨き 19BY | 酒舗 七蔵のブログ
下村酒造店の代表銘柄は「奥播磨」だが、以前の酒銘を復刻したのが白影泉だそう。
平成19年度に醸造(19BY)された10年物の古酒を、今年の1月に瓶詰めして出荷した物らしい。
ラインナップは一升瓶しか無いということで、初めて自分用に一升瓶を購入。室温保存でちびちび飲んでいこうなかって。

味について

ダルマ正宗のように濃厚なザ・古酒を期待してたが、そうではなかった。
かなり酸が立ち、キレのある辛さがある熟成酒といったところ。ヒネた感じが少なく、10年古酒でこの味わいは面白い。古酒にもいろいろあるんだなあ。
古酒にしてはかなり飲みやすく、ついつい飲んでしまうが、度数が18%なので飲み過ぎ注意なやつや。。。

スペック

精米歩合:55% / アルコール度数:17~18度
兵庫県山田錦100%使用

お気に入り度

8/10

価格

1800ml 3855円

購入場所

札幌市 酒屋

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【No.144】純米 真野鶴

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銘柄読み

まのつる

酒蔵名

尾畑酒造(新潟県佐渡市

詳細情報

小樽の酒屋さんで購入。
尾畑酒造の蔵元さん(専務取締役・尾畑留美子さん)は、佐渡島で廃校になった小学校で酒造りを始めたという話を太田和彦さんの番組で見たことがあり、気になっていた銘柄だった。

味について

穏やかな米の旨味が最初に来るが、後味はキレのあるスッキリとした辛さがあって飲みやすい。
米の旨味があるので、もちろん燗でもいける。これはなかなかどうして、良いバランスじゃないか。
スタンダード純米酒でこのクオリティと来れば、他のスペックも飲んでみたくなるではないか…ジュルリ。

スペック

精米歩合:60% / アルコール度数:14度
新潟県産米100%使用

お気に入り度

7/10

価格

300ml 471円

購入場所

北海道小樽市 酒屋

【No.143】純米吟醸 出世城

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ブログを始める前に飲んだ酒シリーズ(2016.4)

銘柄読み

しゅっせじょう

酒蔵名

浜松酒造(静岡県浜松市

詳細情報

ちょっと古いのを。2016年2月に静岡~愛知県の乗り鉄旅行で買ってきた8本中の5本目。
天下人にまで出世した徳川家康が若かりし頃に居城とした浜松城にあやかって出世城と名付けられた、浜松の地酒。
浜松酒造の酒は、ほとんど県内で消費されるそう。まさに地酒というやつですな。

味について

静岡吟醸とはよく言ったものだが、「安倍の雫」に近い味と香りで、美味い吟醸。後味の辛さが気になる程度だ。
この爽やかな香りと味は静岡酵母のなせる業なのかな。(使用酵母は不明)

スペック

精米歩合:50% / アルコール度数:15~16度

お気に入り度

7/10

価格

300ml 540円

購入場所

静岡県浜松市 デパート

室蘭・酒本商店と、岩手・菱屋酒造店、オリジナル商品を計画中

7年目の3.11が過ぎたということでこんな記事を。

今年の6月に室蘭岩手県宮古を結ぶフェリー路線が新設されるということで、交流が進んでいるんだとか。
んでもって、室蘭・酒本商店が宮古・菱屋酒造店とコラボを始めたという。

酒本商店×菱屋酒造店

まず酒本商店が菱屋酒造店の「菱屋」を扱い始め…

北海道新聞)お酒で宮蘭航路の就航盛り上げ 室蘭・酒本商店 宮古の地酒、1カ月で120本販売
お酒で宮蘭航路の就航盛り上げ 室蘭・酒本商店 宮古の地酒、1カ月で120本販売:どうしん電子版(北海道新聞)

6月のフェリー就航に合わせてオリジナルラベルを発売するのと、2019年の3月にオリジナル商品を発売する計画があるという。(北海道新聞3/5朝刊)

酒本商店

日本酒漫画「夏子の酒」の主人公が持つ利き酒能力の元ネタになった酒本久也さんの酒屋さん。
去年は札幌からわざわざ行ってみました。 yagi-sake.hatenablog.com

道内外の酒蔵とコラボしてオリジナル商品を作ってるが、東北の酒蔵は初めてかな?

菱屋酒造店

代表銘柄「千両男山」の蔵。正直初めて知ったぜ。。。
http://otokoyama.ftw.jp/index.html

杜氏さんは、現代の名工にも選ばれた辻村勝俊さんという方。調べたら、長らく「田酒」の西田酒造店で杜氏を務めた方で、御年80歳だそう。
大震災の津波で大きな被害を受けたが、なんとか製造を再開させたという。

室蘭宮古のフェリー

なぜそんな中途半端な場所に?と思ってしまうが、トラック運転手向けにちょうどいい所要時間なのだという。
宮古~室蘭フェリー航路の時刻表が発表。室蘭発が夜行便で、青春18きっぷに新たな「ワープルート」ができる! | タビリス

室蘭まで行くのが遠いけど、1度は乗ってみたいところだ。
去年の夏はフェリーで秋田に行ったが、今年の夏もフェリーで東北かな。

気になる「菱屋」

「菱屋」は山廃で米の旨味があるという。これは気になる。酒本で扱う酒はそういうのが基本だからね~。大好きですハイ。
楽しみにしておりまする。

【書籍紹介】酒蔵名鑑2017-2018

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酒蔵巡りのお供に「酒蔵名鑑2014-2015」というのを手元に置いていたのだが、
2017年の秋に「2017-2018」が出たので紹介。
全国の日本酒蔵の名前・代表銘柄・住所・電話番号・代表者名をひたすら一覧にしただけのマニアな本。 

「酒蔵名鑑」2017~18年版

「酒蔵名鑑」2017~18年版

 

 

掲載酒蔵

 前回の掲載酒蔵数は1563だったが、今回は1528に減少。
(休業中・委託醸造の蔵も含まれているので、実際に稼働中の酒蔵は1000前後と思われるが…)

巻末のコラムには、新規の酒蔵も5つあると書いてあったが、具体的にどれなのか不明。以下の3蔵の追加は確認できた。
上川大雪酒造(北海道上川町)
・静岡平喜酒造(静岡県静岡市
・堺泉酒造(大阪府堺市
(ここ数年で日本酒の醸造を始めた東京港醸造や野口尚彦研究所は未掲載の模様。これを含めると5蔵になるが…)

見やすくなったのはいいが…

「酒蔵名鑑」2017〜18年版
上の公式サイトにあるとおり、以前より掲載枠が大きくなって見やすくなったのだが…
ページ数が増えた分なのか、前回に比べて1000円も高くなったぞ。
(3240円→4320円)

なぜかシールで上書きしてあるぞ。(分かりにくいけど「2017~2018年版」のとこ)

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盛大に誤字ってるぞ。どうみても避難中です。本当にry

(磐城壽、しばらく飲んでないな…)

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正直4000円は高いと思うのだが、他に代わりが無いので買う俺なのであった。
マニアなあなたにオススメする一冊でございます。酒蔵巡りのお供にぜひ。

【No.142】夜の帝王 特別純米酒

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銘柄読み

よるのていおう

酒蔵名

藤井酒造(広島県竹原市

詳細情報

家で飲む日本酒は基本的に旅行先で買った物だったのだが、
ここ半年ほど旅行に行けておらず…(ブログ名に偽りあり)
というわけで、酒屋に買い出しに行って買ってきた。
藤井酒造の代表銘柄は「龍勢」「宝寿」で割と有名だが、夜の帝王というのは初めて見た気がする。
名前で選んだわけではなく、平成28年醸造の熟成酒だったので気になって手に取った次第。
ちなみに「夜の帝王」の由来は調べても分からず。。。

味について

爽やかさと熟成感の入り混じった複雑な味わい。熟成されたコクがあり、まさに食中酒。
開栓直後は舌にピリっと来る辛さなど、複雑さゆえの妙な味があったが、時間が経ったら無くなった。

スペック

精米歩合:65% / アルコール度数:15度
広島県産八反錦51%使用

お気に入り度

7/10

価格

720ml 1226円

購入場所

札幌市 酒屋

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「日本酒本来の自然な色」がついておる。