ローカル列車で日本酒旅 乗り飲み日記

基本は飲んだ酒の備忘録、たまに旅行記。

【No.155】純米吟醸原酒 江戸開城

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銘柄読み

えどかいじょう

酒蔵名

東京港醸造/株式会社若松(東京都港区)

詳細情報

気になっていた銘柄をデパートで発見。
2016年8月に日本酒醸造を始めた、港区は芝にある東京港醸造の日本酒。
まだ新しく、また東京23区で唯一の酒蔵ということで珍しいので気になっていたのであった。
ビンには「TS-32」という表示が。この記号によってスペックが若干変わるようで、公式サイトに詳しく記載してある。この試みは面白い。
http://tokyoportbrewery.wkmty.com/shop_menu/junmaiginjo-genshu-edokaizyou/
ちなみに東京北区には「丸眞正宗」の小山酒造があり、
長らく東京23区で唯一の酒蔵を名乗っていたのだが、残念ながら2018年3月で事業停止してしまった。
そちらも飲んでみたかったのだが、飲めずじまいになってしまった。。。

味について

おっ、微発泡。香りも良い。まろやかさの中に爽やかさがある。
原酒としては飲みやすいと思うが、後味に苦み・渋みが残るのが難かな。
燗にも合わないし、値段の割には、うーん。。。これからに期待ですな。

スペック

精米歩合:60% / アルコール度数:15度

お気に入り度

5/10

価格

720ml 2160円

購入場所

札幌市 デパート

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【No.154】純米吟醸 函館奉行

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ブログを始める前に飲んだ酒シリーズ(2016.6)

銘柄読み

はこだてぶぎょう

酒蔵名

西酒造兵庫県伊丹市

詳細情報

ちょっと古いのを。2016年、函館・湯の川温泉に泊まった時に購入。
函館・室蘭といった道南地方には日本酒蔵が存在しないので、地元の米を使ったお酒を道内外の酒蔵に作ってもらって地酒として売り出す例がある模様。
これはそのうちの一つで、函館産の酒造好適米「吟風」を使って伊丹の小西酒造が造った純米吟醸酒
こちらのサイトにも詳しく書いてある。 https://www.47news.jp/294836.html
製造元は「小西酒造株式会社 富士山蔵」とある。富士山の近くにあるわけではないようだが、キャッチコピーの「山は富士 酒は白雪」から取られたのかな。

味について

フルーティーで華やかな香りがあり、飲み口はスッキリ。吟醸らしさがよく出ている酒かと。
後味の雑味がちょっと気になる程度で悪くない。
「白雪」など、小西酒造の他の酒を飲んだことが無いので、比較ができればよかったのだが。「Konishi」ってのも良いと聞くが。

スペック

精米歩合:55% / アルコール度数:15~16度
原料米:北海道函館市産吟風100%使用

お気に入り度

7/10

価格

720ml 1911円

購入場所

北海道函館市(湯の川温泉)  酒屋

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【No.152】特別純米酒 竜飛

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ブログを始める前に飲んだ酒シリーズ(2016.3)

銘柄読み

たっぴ

酒蔵名

六花酒造(青森県弘前市

詳細情報

ちょっと古いのを。 北海道の物産品を売ってる札幌駅西口のどさんこプラザで、青森フェアが開かれていた際に購入。
青函トンネルの地下天然水を使っているということで気になった。竜飛というのは、津軽半島の最北端・竜飛岬ですな。青函トンネルはその下を通ってる。
六花酒造の代表銘柄は「じょっぱり」。

味について

酸が立ってて旨味があり、キレのある辛口。 ちょっと辛さが気になったが、熱燗だとまろやかになって気にならなくなった。
公式サイトにもぬる燗・熱燗がおすすめとある。これはなかなか。
http://www.joppari.com/tappi.html

スペック

精米歩合:55% / アルコール度数:15~16度
原料米:華吹雪100%
仕込水:竜飛名水

お気に入り度

7/10

価格

720ml 1400円

購入場所

札幌駅「どさんこプラザ」

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【No.151】萬寿鏡 F40

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銘柄読み

ますかがみ

酒蔵名

株式会社マスカガミ(新潟県加茂市

詳細情報

以前、乗り鉄旅行で訪れた新潟駅のぽんしゅ館で試飲させてもらってから気になってたF40。
地元の酒屋さんで発見したので購入した次第。 F40というのは、普通酒(=F)の精米歩合40%(=40)という意味。
酒税法上の分類は普通酒なのにもかかわらず、大吟醸を名乗れるレベルまで米を削っているという変わり種なのである。

味について

濃厚・まろやかで甘みがあり、しっかりさを感じる。後味には醸造アルコールの辛さがあるが、ほとんど気にならない。
安っぽい普通酒の後味ではなく、キリッとバランスの取れた辛さ。こりゃヘタな吟醸酒より美味いぞ。
燗でも味がぶれず、やはりしっかりさを感じる。さすがと言わざるを得ない。

スペック

精米歩合:40% / アルコール度数:15度

お気に入り度

8/10

価格

720ml 1500円

購入場所

札幌市 酒屋

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【No.150】純米オカザエもん 蔵限定中取り酒

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銘柄読み

おかざえもん

酒蔵名

丸石醸造(愛知県岡崎市

詳細情報

ちょっと古いのを。2016年2月に静岡~愛知県の乗り鉄旅行で買ってきた8本中のラスト。
この前年、中部国際空港セントレア)で「純米オカザえもん セントレア10周年ラベル」というのを買って帰って美味かった記憶があったので、別の機会に酒蔵を訪ねてきたのであった。

本当は代表銘柄の「三河武士」か「徳川家康」が欲しかったのだが、結局以前と同じ「オカザエもん」を買ってしまったという。。。
使用米の「大地の風」は、愛知県の豊田市みよし市を中心に栽培されている飯米らしい。
ちなみに、蔵限定って書いてるが、同じものが東岡崎駅の売店でも売ってた・・・w

味について

「純米オカザえもん セントレア10周年ラベル」はスッキリと飲みやすい酒だった気がするのだが、これは硬さと辛さが気になってそれほどスッキリではない。あれれ。
熱燗にしてもあまり変わらない。冷やした方がいいかな。

スペック

精米歩合:70% / アルコール度数:15度
原料米:大地の風100%使用

お気に入り度

6/10

価格

300ml 680円

購入場所

丸石醸造 直売

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(参考)「純米オカザえもん セントレア10周年ラベル」(2015年5月購入)

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【No.149】特別純米酒 八鹿

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銘柄読み

やつしか

酒蔵名

八鹿酒造(大分県九重町

詳細情報

2017年9月に熊本・大分に行った時に買った4本中のラスト。(これで旅行先で買った酒のストックが切れた…ぐぬぬ
八鹿酒造も大分の他の多くの酒蔵と同じく、日本酒と麦焼酎を造っているそう。
ちなみに大分県には元々日本酒だけを造る酒蔵が多かったのだが、昭和50年代後半の本格焼酎ブームの頃から焼酎を造る蔵が増え、中には日本酒はやめて焼酎一本に絞った蔵もあるそうな。

味について

甘さのある飲み口だが、後から辛さが来る。
可もなく不可もなく、スタンダード純米酒ですな。
温度によって味がぶれにくいしっかりさを感じたが、常温よりも冷酒・燗酒の方がいいかな。

スペック

精米歩合:60% / アルコール度数:15~16度

お気に入り度

6/10

価格

180ml 309円

購入場所

JR大分駅 土産屋

【No.148】正雪 純米吟醸

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ブログを始める前に飲んだ酒シリーズ(2016.5)

銘柄読み

しょうせつ

酒蔵名

神沢川酒造場(静岡県静岡市

詳細情報

ちょっと古いのを。2016年2月に静岡~愛知県の乗り鉄旅行で買ってきた8本中の7本目。
蔵元を訪れて買ってきた、思い出の一本なり。

味について

いわゆる静岡吟醸のような味をイメージしてたが、これはバランスの取れた純米吟醸中の純米吟醸だ。
キレがあり飲みやすい吟醸らしさと、燗でも味がぶれないしっかりした純米らしさ。
これは誰にでも勧められる味。あれから飲む機会がないが、また飲みたいなあ。

スペック

精米歩合:50% / アルコール度数:15~16度
日本酒度:+3
酸度:1.3

お気に入り度

9/10

価格

720ml 1887円

購入場所

神沢川酒造場 直売

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