ローカル列車で日本酒旅 乗り飲み日記

基本は飲んだ酒の備忘録、たまに旅行記。

酒蔵訪問記No.1 鶴乃江酒造(福島県会津若松市/2016.11)

会津若松中心部の酒蔵はいくつもあって、観光酒蔵になってるところから見学も販売も行っていないところまでいろいろ。
参考にしたのは以下のサイト。

蔵元紹介 | 会津若松酒造協同組合

ふくしま酒蔵巡りスタンプラリー|公式サイト

今回は鶴乃江酒造に電話して見学させてもらってきた。代表銘柄「会津中将」は札幌でも飲んだことがあって良かったというのもある。
鶴乃江酒造は古い町並みが残る七日町地区にある。駅名は「なぬかまち」だが、地名は「なのかまち」なんだそうな。

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おじさんが蔵を案内してくれた。訪れたのは11月の上旬、今期の仕込みは始まったばかりなんだそう。
精米は外部ではなく蔵内で行うのだが、周りは住宅や商店が立ち並ぶ地域なので騒音に気を遣っているという話が印象的だった。
蔵はかなり古いものだそう。使われてる梁の1つにも歴史があると聞いてなるほど~と思ったけど詳しくは忘れてしまった。。。
かなり古い道具が残されており、でかいタンクを人力で2階に運ぶ古い仕組みは現役で動いていた。酒造りも手作りで、酒蔵見学としては見ごたえありなのであった。

ここは200年の歴史を誇る老舗で、蔵元の当主は代々「林平八郎」を襲名するんだそう。
現在は襲名なんて制度は無いもんだから、襲名の時は名前の変更手続きのために家庭裁判所に行ってきました…って案内してくれた方が言ってたんだけども…あなたが七代目林平八郎さんでしたか…!
当主自ら案内くださってありがとうございました。

さて売店で試飲して品定め。
蔵元の娘さんが作った「ゆり」や、「会津中将」のひやおろしなど、さんざん飲んで迷ったが、限定流通の珍しそうなのを選んだ。

yagi-sake.hatenablog.com

あとはお猪口をば。各地の蔵元で買って集めてるのよね。

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鶴乃江酒造の公式サイト。
2000年前後にホームページビルダーで作った感じの、生きた化石のようなサイトだが、未だに現役で更新されてるんだぜ…

http://www.d3.dion.ne.jp/~seibo/

 

(2018.1更新)いつの間にか新しい公式サイトができてた。

www.tsurunoe.com