酒蔵訪問記 宗政酒造(佐賀県有田町/2017.03)
宗政は福岡で一度飲んだだけであまり印象もないのだが、
3月の連休で酒蔵開きをやっているということで行ってみた。
http://www.nonnoko.com/info_aritakura.html
蔵元は、有田焼で有名な佐賀県有田町にあり、有田ポーセリンパークという観光施設に併設。ポーセリンというのは英語で磁器の意味なんだそう。
有田ポーセリンパークはバブルの頃に作られたテーマパークで、ドイツのなんとか宮殿を模した建物がシンボル。
バブル崩壊後に閉園したのだが、宗政酒造がそれを一部借用して酒蔵を移転させたという。(北海道でもグリュック王国とかあったなあ)
さらに調べると、ポーセリンパークは現在、中国人観光客のバスツアーに組み込まれている場所だという。嫌な予感がするが、酒蔵祭りの時には来ないでしょう…ということで出発。
有田駅
特急みどり/ハウステンボスに乗って、有田駅に到着。ローカル列車で日本酒旅じゃないですね、はい。。。有田町コミュニティバス
ポーセリンパーク行きのバスが土日だけ走ってる。10分ぐらいで着くのである。
…って誰も乗ってねえ。沿道には酒蔵開きの立て看板も出てるんだけどなあ。みんな車で来るのかしら。
ポーセリンパークに近づくにつれ、観光バスにすれ違うようになる。しかもフロントガラスに中国語の紙が貼ってて16号車とか書いてる…。
そしてポーセリンパークの巨大な駐車場には、数え切れないほどの観光バスが。こ、これは…。
有田ポーセリンパーク
で、観光バスに混ざって到着。これはあかん…中国人しかいねえ。
ポーセリンパークの入口に宗政酒造のショップや陶器などを売ってる土産屋があるのだが…中国人で溢れかえってる。ぐえー。中国人うるさいから苦手なんすよ…
どうやら大型客船で長崎から入った中国人観光客の観光ルートになってるらしい。それでバスが16号車とかになるわけか。
北海道の観光地も中国人だらけだが、ここはスケールが全く違った。
ポーセリンパークはこんな感じ。地元の学生が踊りをしてて、日本人客もいた。
ドイツのなんとか宮殿以外にもいろいろあるらしいが、アレすぎて行く気が起きず。
写真をよく見たら、雲一つない快晴だ。陽気が暖かい日だった。
宗政酒造蔵開き ほろ酔い祭り
酒蔵は300mぐらい離れた場所にあり、酒蔵開きの会場はこっちだった。
出店が出ており、地元民と思われる人たちがワイワイ飲んでる。これだよ、俺が求めてたのは。
プレイステーション4とファイナルファンタジー15が当たるくじがやってたが、それが欲しい人が多いとは思えない客層な気がしたぞ…w
こもだる(なぜか変換できない)に絵を描くとはシャレてますなあ。
酒蔵の建物は開放されてた。事前連絡すれば見学できるそう。
「のんのこ」という焼酎が有名らしい。
清酒はこっちですな。
さて飲むぞ。100円のお猪口を買えば、日本酒・焼酎・地ビールが試飲し放題。うっひょー。しまった写真撮り忘れた。常時人が並んでたなあ。日本酒が人気のように見えた。
蔵開き限定酒として「純米吟醸生原酒」「大吟醸おりがらみ」「純米大吟醸あらばしり」が用意されてた。さんざん試飲して「純米大吟醸あらばしり」を購入。
「あらしばり」「あらしぼり」とか読み間違ってる人がいてクスッとしたりして。
購入は、通常ポーセリンパークの入口にあるショップでできる模様。
(気になったけど行く気が起きず)
さて帰ろう。
あ、無料シャトルバスがあったのね…どおりでコミュニティバスはガラガラだったわけだ。
というわけでおしまい。
佐賀の酒はアツい。他にも行ってみたい蔵があるので今後の楽しみにしようっと。