ローカル列車で日本酒旅 乗り飲み日記

基本は飲んだ酒の備忘録、たまに旅行記。

【No.46】白蘭 純米物語

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銘柄読み

はくらん

酒蔵名

白蘭酒造(広島県三次市

詳細情報

去年の秋にJR三江線に乗りに行った時に、三次市の中心部にある白蘭酒造を訪れてみたが、土曜日だったので休みだった。
蔵元近くのスーパーだと普通酒しか置いてなかったが、三次駅近くのスーパーで「純米物語」が売ってたので購入。
これは精米歩合90%と高い変わり種で、蔵元の公式サイトにも載っていないしググっても1件もヒットしない不思議なシロモノ。
ラベルをよく見ると、「こうじ歩合3%」とある。この表示は初めて見た。原料が米・米麹だけで、醸造アルコールが入っていないことが純米酒の定義だと思っていたのだが、調べると「麹歩合以上15%」「三等米以上の米を使用」という条件もあるらしい。 つまりこの酒は「純米物語」という名前だが純米酒ではないというわけだ。
メモ:「米だけの酒」と明記されていても特定名称上の純米酒とならない場合。 http://tasyusouron.jugem.jp/?eid=52

味について

というわけで、眉唾物で飲んでみる…。
うっ、酸っぱい。なんだこれは。白ワインのような爽やかな香りと飲み口があるのだが、精米歩合90%の雑味が激しく攻撃してくる…これはどう考えてもまずい。
飲めば飲むほど口の中がこのまずさで支配されて、これ以上飲みたくなくなる。
ブログ始める前を含めて家飲みで200本以上の日本酒を飲んできたが、不味いと思ったのは「太平山 純米吟醸 澄月*1純米生貯蔵酒 織姫」の2本だけだった。その中でもこれは群を抜いてひどい。即料理酒行き。
製造年月:2016年2月、購入が2016年9月、開封が2017年3月(常温販売、室温保存)なので1年経ってるということもあるのかもしれないが…。
白蘭酒造でググっても最近の情報が出てこないが、心配になってきた。

スペック

精米歩合:90% / アルコール度数:14~15度
こうじ歩合:3%

お気に入り度

☆☆☆☆☆(ゼロ)

価格

500ml 1028円

購入場所

広島県三次市 スーパー

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こうじ歩合3%。

*1: デパートで試飲して美味いと思って買ったが、開けたら変な味がして不味かったという。買ったビンだけたまたま不良品だったんじゃないかと思う。