【No.118】純米酒 神亀 上槽中汲
銘柄読み
しんかめ
酒蔵名
詳細情報
純米酒のフロンティアともいえる神亀酒造。
日本酒といえば醸造アルコール添加が当たり前だった昭和の時代に、純米酒にこだわった小川原良征さんだったが、今年亡くなってしまったのは残念。。。
神亀酒造の酒は何度か飲んだが、上槽中汲は初めて。
当初は「槽口(ふなぐち)」という言葉を使いたかったのだが、他の酒蔵(新潟の菊水ですな)に商標登録されていたので、「上槽中汲」にしたとのこと。「闘う純米酒 神亀ひこ孫物語」という本で読んだ。
…あ、よく見たらラベルの「上槽中汲」の上に商標登録と表示されてる。対抗したのかな。。
味について
まず冷やして。神亀のスタンダード純米酒は冷やすと飲みにくかったが、これはそんなことはなく、ドッシリかつ爽やか。
これはやはり燗でいかなくては。
…燗だと甘みが出てきて最高。さすが神亀。いやはや、複雑な旨味のある、重厚で力強い酒であった。
スペック
精米歩合:55% / アルコール度数:17~18度
原料米:山田錦
お気に入り度
★★★★★
価格
720ml 2366円
購入場所
札幌市 デパート