ローカル列車で日本酒旅 乗り飲み日記

基本は飲んだ酒の備忘録、たまに旅行記。

【No.126】純米吟醸 一筆啓上

f:id:yagi_sake:20180113113212j:plain

ブログを始める前に飲んだ酒シリーズ(2016.1)

銘柄読み

いっぴつけいじょう

酒蔵名

久保田酒造(福井県坂井市

詳細情報

ちょっと古いのを。
2015年11月、岐阜~福井~石川県を巡った時に福井県で購入。
一筆啓上とは、福井県坂井市(旧丸岡町)にゆかりの戦国大名・本多重次が
陣中から妻にあてた日本一短いといわれる手紙の書き出しとのこと。

味について

香りにも味にも米らしさが出ている日本酒らしい酒。そして何より酸が際立っている。
酸があるので熱燗で良いかと思ったが、辛さが気になってイマイチ。常温~冷酒がよさそう。

スペック

精米歩合:60% / アルコール度数:15度

お気に入り度

6/10

価格

300ml ???円

購入場所

福井県あわら市(芦原温泉) 酒屋

【No.125】米の秋田の純米酒 田从 減農薬特別栽培米仕込

f:id:yagi_sake:20180111222628j:plain

銘柄読み

たびと

酒蔵名

舞鶴酒造(秋田県横手市

詳細情報

8月に秋田で買った7本中の5本目。
舞鶴酒造は秋田では唯一の女性杜氏の酒蔵だそう。
「田从」は米の旨味のある酒と聞いていたので、
秋田に行くにあたって買って帰ろうと思ってチェックしていた銘柄なのであった。
「米にこだわる人々にちなみ、酒銘を田从にしました」
「从は古代中国文字で、人々の集まりを表す文字です」とのこと。

味について

聞いたとおりの米の旨味と、程よい酸味。
コクよりもキレがあり、後味は辛口。これは良い食中酒だ。
思ったほど濃醇ではなかったが、当然燗でいける。
買ってよかった、また秋田に行きたくなるというものだ。

スペック

精米歩合:65% / アルコール度数:15度
使用米:秋田県産めんこいな100%
日本酒度:+9

お気に入り度

8/10

価格

720ml 1490円

購入場所

JR秋田駅 酒屋

f:id:yagi_sake:20180111222445j:plain

 

【No.124】秋鹿 純米酒 千秋(カップ)

f:id:yagi_sake:20180108214010j:plain

銘柄読み

あきしか

酒蔵名

秋鹿酒造(大阪府能勢町

詳細情報

秋鹿はススキノにある行きつけの飲み屋で何度も飲んでハマった銘柄だが、スタンダードな純米酒は初めて。
秋鹿酒造は大阪府北部の山間部にあり、自社の田んぼで栽培した山田錦で、全量純米酒の酒造りをしている。
某イベントで社長さん・息子さんとちらっとお話しする機会があったが、いつか蔵に行ってみたいなあ。

味について

やはり酸が立っている。(俺が飲み屋でよく飲む)いつもの秋鹿だ。
でも…いつもの秋鹿と違って、硬さが気になる。これは熟成期間が短いのかな。
燗のほうが、角が取れるというか、柔らかさが出て良かった。
飲み屋では山廃の無濾過生原酒の燗を飲むことが多いので違和感はあったが、秋鹿らしさは感じられたのであった。

スペック

精米歩合:75% / アルコール度数:14度

お気に入り度

6/10

価格

180ml 346円

購入場所

札幌市 酒屋

f:id:yagi_sake:20180108214025j:plain

酒蔵訪問記No.23 田中酒造/宝川(北海道小樽市/2018.01)

いまや小樽唯一の酒蔵になってしまった田中酒造。
小樽運河の近くにある酒蔵と言えば分かる人もいるだろうが、メイン銘柄の「宝川」と聞いてピンとくるのは相当なマニアだろう。
その辺の普通の飲み屋やスーパーで滅多に見かけないし。ここの製造石数は北海道で一二を争う少なさなんだとか。(それでも500石あるそう)

本店と亀甲蔵があるのだが、亀甲蔵は観光酒蔵になっていて正月も休まずに営業してるので、亀甲蔵までちょっくら行ってきた。

tanakashuzo.com

何度か行ってるが、今回初めて中を見学してきたので紹介をば。
※以下、写真は一部古い物が混ざっています。

[南小樽駅]

JR南小樽駅からぼちぼち坂を下りて5~6分。
ちなみに田中酒造亀甲蔵前というバス停もあるが、1時間に1~2本なので使いづらい。

f:id:yagi_sake:20180106211747j:plain

[田中酒造 亀甲蔵]

やってきました田中酒造。セブンイレブンの隣にあるから分かりやすいハズ。

f:id:yagi_sake:20180106211749j:plain

観光バスが何台か乗り付けており、中は大盛況。
はい、もちろん全員外国人です。知ってた。
んまあ、ここは外国人観光客が増える前から観光バスのルートだったけども。

f:id:yagi_sake:20180106211900j:plain

日本っぽいですな。うん。

f:id:yagi_sake:20180106211755j:plain

団体客がいなくなったタイミングでゆっくり買い物。試飲させていただく。
正月限定の大吟醸「初戌」、良かったけどお高い。。。
ここは「新米新酒」を購入。

[見学コース]

で、店員さんに確認の上、2階の見学コースを見学させていただく。
(公式サイトによると、事前予約した方がスムーズに案内できる模様)

f:id:yagi_sake:20180106211754j:plain

コースは精米から始まる。ってことは自社精米なのかな。

f:id:yagi_sake:20180106211923j:plain

f:id:yagi_sake:20180106211757j:plain

写真ぶれてるけど、精米マシンの横に、Yabutaと書かれた機械が。
藪田製の機械って、搾りに使う圧搾機以外にもあるのねえ。

f:id:yagi_sake:20180106211758j:plain

麹室。さすがに入れない。

f:id:yagi_sake:20180106211800j:plain

ぐるっと一周するコース。

f:id:yagi_sake:20180106211801j:plain

亀甲蔵クイズはじまるよー。

f:id:yagi_sake:20180106211802j:plain

あ、ここって四季醸造だったんだ。新しくできた上川大雪酒造も四季醸造だと聞いた。

f:id:yagi_sake:20180106211804j:plain

限定酒ですぞ!

f:id:yagi_sake:20180106211805j:plain

団体が去った後の静けさ。あとは一周して戻る。

f:id:yagi_sake:20180106211806j:plain

なんだこのクイズ。いや北海道の稼働中の日本酒蔵は12なんだけど…。
2015年の国の資料が元データって…古いよ。休業状態だけど酒造免許を返上してない会社が含まれてるんだろうな。。。

f:id:yagi_sake:20180106211808j:plain

ニセコ町酒米を使った酒が多い模様。「蔵人衆」は良い酒だったぞ。
今回買った新米新酒もニセコ酒米らしいので楽しみ。

f:id:yagi_sake:20180106211813j:plain

というわけで酒蔵を後にする。たぶん来年も来ます。

[小樽酒商たかの]

で、ぼちぼち歩いてこの店へ。小樽に来たら大抵ここで飲んで帰る俺。
去年、我が敬愛する太田和彦さんのBS番組で紹介されてた。嬉しいような、有名になって欲しくないような。。。

f:id:yagi_sake:20180106211816j:plain

酒屋さんなんだけど、2Fが角打ちになってて日本酒が飲めるのである。
花巴や豊潤を知ったのはここの札幌店だったなあ。

f:id:yagi_sake:20180106211818j:plain

っていうか太田さんに会いたい。本にサイン欲しい。。。

f:id:yagi_sake:20180106211819j:plain

話がそれたが、田中酒造は年中無休で営業中。
亀甲蔵の他に本店もあって、ここでもお酒が買える。小樽運河小樽駅から歩ける距離なのでこちらも是非に。

f:id:yagi_sake:20180106211823j:plain

【No.123】横綱白鵬米純米酒 日下開山

f:id:yagi_sake:20180104210615j:plain

ブログを始める前に飲んだ酒シリーズ(2016.1)

銘柄読み

ひのしたかいざん

酒蔵名

合同酒精株式会社 旭川工場(北海道旭川市

詳細情報

ちょっと古いのを。
居酒屋つぼ八グループの飲食店でしか入手できないという日本酒をいただいた。今も手に入るかどうかは不明。

滝川市横綱白鵬も参加して作られた「白鵬米」で造ったお酒。
日下開山とは、相撲で天下無双の強豪に与えられる称号だそう。
山口県の「日下無双」という銘柄を思い出すが、あれは日下さんって苗字でしたな。

味について

米の味も感じられて、純米らしさが出ている酒。ただ、後味の辛さが気になる。
製造元は「大雪の蔵」の会社だが、「大雪の蔵」の純米も辛さが気になったので、そこは同じなのかなって。

スペック

精米歩合:70% / アルコール度数:13~14度
白鵬米100%(北海道滝川産)

お気に入り度

5/10

価格

---

購入場所

いただきもの

f:id:yagi_sake:20180104210617j:plain

【No.122】純米吟醸 豊潤 大分三井

f:id:yagi_sake:20180102111042j:plain

銘柄読み

ほうじゅん

酒蔵名

小松酒造場(大分県宇佐市

詳細情報

9月に小松酒造場を訪問して、見学させていただいた時に買ってきたもの。

大分三井(おおいたみい)は大分で以前作られていた食用米だが、小松酒造場の契約農家で復活させて酒米として使っているとのこと。

味について

爽やかで、スッと入って、これは飲みやすい。後味は、なかなか辛口。
旨味があるので食中酒にも燗にも合う。が、酒蔵で試飲させてもらったお酒のほうが良かったような…。
買ってから3か月置いてしまったからかな。。。(体調が悪かったりしてなかなか飲めずで無念…)

スペック

精米歩合:50% / アルコール度数:16度
大分三井100%使用

お気に入り度

7/10

価格

720ml 1512円

購入場所

小松酒造場 直売

 


新年1発目からは、お気に入り度のMAXを5から10に変更。
最高が5だと、4.5にしたい場合が多すぎ問題。
というわけで、本年もよろしくお願いいたします。

【No.121】萬歳楽 白山 特別純米

f:id:yagi_sake:20171231105002j:plain

銘柄読み

まんざいらく

酒蔵名

小堀酒造店(石川県白山市

詳細情報

ちょっと古いのを。
2015年11月、蔵元を訪問して買ったもの。

金沢の居酒屋で聞いた話だと、萬歳楽は杜氏か社長が変わってから最近良くなったとのこと。2年も前の話だけど。。。

味について

米の味わいが出ていてすっきりと飲みやすく、熱燗でもなかなか。
純米らしい酒だが、個人的には濃醇さが欲しいかなって。
値段高めにしてはインパクトが少なく残念。。

スペック

精米歩合:60% / アルコール度数:16度
兵庫県口吉川地区(特別A地区)山田錦100%使用

お気に入り度

★★★☆☆

価格

300ml 864円

購入場所

小堀酒造店 直売