酒蔵訪問記No.22 小堀酒造店/萬歳楽(石川県白山市/2015.11)
ちょっと古いのを。
2015年11月、岐阜~福井~石川県を巡ってきた時のもの。
菊姫の蔵元を訪問後、ぼちぼち歩いて到着。
[創業300年の酒蔵]
スーパーや商店が並ぶ町中に、年季の入った建物が現れる。
創業は300年前で、この建物は築240年なんだそう。
240年て…。こういうの北海道じゃ絶対あり得ないので、道外の古い町並み歩くの好きなんだよなあ。
[立派な売店]
中にはきれいで立派な売店があり、試飲することができた。店員のお姉さんといろいろお酒の話をしてきた。
内部の写真は撮ってないので、公式サイトをご覧いただければ。
で、「白山 特別純米」を購入。
萬歳楽は、吟醸「菊のしずく」というのを飲んだことがあり、ぶっちゃけ印象に残らなかったが、これはどうかな。
金沢で入った居酒屋の店長さんによると、萬歳楽は社長?か杜氏?が変わってから良くなったとのこと。
まあ2年も前の話だけども。
[北陸鉄道鶴来駅]
路線バスや徒歩でここまで来たが、鶴来駅から金沢へ。
平日の夕方だったので、待合室は高校生でいっぱい。
萬歳楽の看板、いいですな。
すっかり暗くなってしまった、次来るときは明るい時にだな。
【No.119】菊姫 鶴乃里 26BY 山廃純米限定酒
ブログを始める前に飲んだ酒シリーズ(2016.4)
銘柄読み
きくひめ
酒蔵名
詳細情報
ちょっと古いのを。 2015年11月、菊姫の蔵元で買ったもの。
「鶴乃里」は、菊姫会という会に入会している酒屋でしか扱わないというもので、漫画「美味しんぼ」にも登場したとか。
当時自分で買った酒としては一番高い酒だったなあ…(しみじみ)
26BYとあるが、買ったのは平成27年なので、1年ちょっと熟成させたものですな。
味について
常温だと割と普通で拍子抜けだったが、熱燗にすると俄然良くなった。
なんせ吟醸系でないのに雑味がほとんど無いのがビックリ。ありきたりな言葉だが、柔らかい味と言わざるを得ない。
冷酒でも、米の旨味と甘みがしっかりと感じられて良かった。
スペック
精米歩合:65% / アルコール度数:16~17度
兵庫県三木市吉川町(特A地区)産山田錦100%使用
お気に入り度
★★★★★
価格
720ml 2160円
購入場所
酒蔵訪問記No.21 菊姫合資会社(石川県白山市/2015.11)
ちょっと古いのを。
2015年11月、岐阜~福井~石川県を巡ってきた時のもの。
http://www.kikuhime.co.jp/index.html
菊姫は割と有名な酒蔵ですな。
現代の名工にも選ばれた、能登杜氏四天王の一人と呼ばれる農口尚彦さんが長く在籍したことでも知られる。
マニアックな方法で訪問
菊姫の蔵は、石川県白山市の旧・鶴来町にある。
北陸鉄道の鶴来駅から行くのが普通だが、今回はちょっとマニアックな方法で訪問。
JR能美根上駅→(能美市コミュニティバス)→和佐谷バス停→(徒歩)→一の宮バス停→(北鉄バス)→白山青年の家前バス停
…うん。ちなみに一の宮バス停は、北陸鉄道の廃線区間の、加賀一の宮駅跡地でござる。
印象的な高いビル
古い建物と、周辺でも随一の高さがあるビルのギャップ。
周りは住宅・商店のある地域だが、高いビルは他に無いので印象的。このビルには何があるのかが気になる。
中は広く、売店があった。
ここでしか買えないようなものは無いかと聞いたところ、北陸限定の酒と、「菊姫会」に参加の酒屋さんでしか売ってない「鶴乃里」をすすめられた。
北陸限定だと、駅や空港でも手に入るかな…と思って「鶴乃里」を選んだ。漫画「美味しんぼ」でも紹介されたとかなんとか。
http://www.kikuhime.co.jp/product/jyu07.html
後で知ったが、札幌でも売ってる酒屋があったという…。グヌヌ…。
次は、近くにある「萬歳楽」の小堀酒造店を目指すのであった。
【No.118】純米酒 神亀 上槽中汲
銘柄読み
しんかめ
酒蔵名
詳細情報
純米酒のフロンティアともいえる神亀酒造。
日本酒といえば醸造アルコール添加が当たり前だった昭和の時代に、純米酒にこだわった小川原良征さんだったが、今年亡くなってしまったのは残念。。。
神亀酒造の酒は何度か飲んだが、上槽中汲は初めて。
当初は「槽口(ふなぐち)」という言葉を使いたかったのだが、他の酒蔵(新潟の菊水ですな)に商標登録されていたので、「上槽中汲」にしたとのこと。「闘う純米酒 神亀ひこ孫物語」という本で読んだ。
…あ、よく見たらラベルの「上槽中汲」の上に商標登録と表示されてる。対抗したのかな。。
味について
まず冷やして。神亀のスタンダード純米酒は冷やすと飲みにくかったが、これはそんなことはなく、ドッシリかつ爽やか。
これはやはり燗でいかなくては。
…燗だと甘みが出てきて最高。さすが神亀。いやはや、複雑な旨味のある、重厚で力強い酒であった。
スペック
精米歩合:55% / アルコール度数:17~18度
原料米:山田錦
お気に入り度
★★★★★
価格
720ml 2366円
購入場所
札幌市 デパート
【No.117】mana1751 sweet
ブログを始める前に飲んだ酒シリーズ(2016.1)
銘柄読み
まな
酒蔵名
詳細情報
ちょっと古いのを。 2015年11月、名水の町・福井県大野市の酒蔵4軒全部をレンタサイクルで回って買った酒の一つ。
詳しくはこちら。
海外向けのお酒。日本では蔵元でしか売ってないとのこと。(調べたらネットで売ってる店もあるようだが)
http://www.manaturu.com/press/mana1751pressreleae.html製造者などの
情報は全て英語で書いてあり、その上から日本語のシールが貼られている。
白麹仕込み純米吟醸。manaシリーズは3タイプあり、sweetは日本酒度+20の甘口。
(あまり甘いのは好きじゃないのに、なぜsweetを選んだのかは忘却。山廃純米(classic)にすればよかったのに)
味について
日本酒度+20のsweetだから甘いのかなと思ったけど、そこまで甘くは無い。甘ったるいだけの酒とはワケが違う、さすがの純米吟醸。
飲みやすいので、女性にもオススメできる逸品かと。
スペック
精米歩合:50% / アルコール度数:15度
原料米:五百万石
酵母:FK-501(福井5号酵母)
日本酒度:-20
酸度:2.8
お気に入り度
★★★★☆
価格
720ml 1944円
購入場所
真名鶴酒造 直売
酒蔵訪問記No.20 真名鶴酒造(福井県大野市/2015.11)
ちょっと古いのを。
2015年11月、名水の町・福井県大野市の酒蔵を回ってきた。
半径1kmぐらいの街中に4軒全てが集まっており、レンタサイクルを借りて巡って、酒を買ってきたのであった。
宇野酒造場、源平酒造、「花垣」の南部酒造場と回ってラストはここ真名鶴酒造。
真野鶴(新潟県・佐渡の銘柄)とごっちゃになるよね、うん…
公式サイト初めて見たけど、高級酒専門って書いてる。そうだったのか。うひょー。
http://www.manaturu.com
JR越美北線(九頭竜線)に乗って、越前大野駅へ。自転車は駅で借りることができた。
大野は越前の小京都と呼ばれており、古い町並みの中を楽しくサイクリング。
ここは駅から歩ける範囲のはず。
このあたりかな…と自転車を止めると、通りではお祭りが開かれている模様。
通りの中に真名鶴酒造発見。
売店では試飲できたり、お祭りなので甘酒が振る舞われたり。
店先で売ってた珍しいお酒に目が留まる。輸出用の「mana1751」シリーズ。
manatsuruだと海外の人には発音しづらいということでmanaになったそう。1751というのは創業年。
http://www.manaturu.com/press/mana1751pressreleae.html
国内では蔵元でしか買えないと聞いて、manaを買って帰ったのであった。
(調べたらネットで買えるようだが…)
大野は水も酒も美味い町。その上そばも美味いときたもんだ。
また行くことがあれば、今度は大野城にも行ってみたいぞ。(福岡の大野城市じゃないよ)
大野の酒蔵巡りシリーズはこちら。