ローカル列車で日本酒旅 乗り飲み日記

基本は飲んだ酒の備忘録、たまに旅行記。

【No.71】金雀 純米吟醸 秘伝隠生酛

f:id:yagi_sake:20170530204809j:plain

銘柄読み

きんすずめ

酒蔵名

堀江酒場(山口県岩国市)

詳細情報

2016年9月に中国地方を巡って買った10本中の9本目。
岩国市を走る錦川鉄道の終点・錦町駅の近くにある堀江酒場。
錦川鉄道ボトルのお酒が気になったが、ここは普通のボトルで。
ちなみに会社名は堀江酒場(さかば)なのだが、なぜ酒造でも酒造場でもなく酒場なのかは不明。隣の島根県にも「桑原酒場」「財間酒場」がある模様。
秘伝隠生酛というのは、秘伝の酒造りで造られたものということらしい。
http://www.horiesakaba.com/sake/index.html
ラベルにはビッシリと漢字が。

中国山脈山峡 周防山代
清流錦川源流 湧水仕込
純米吟醸 八反錦 五拾五磨
秘伝隠生酛造 堀江酒造謹醸

※山代は、錦町を含む錦川の上流地域の呼び名だそう。

味について

生酛らしい酸味があり、けっこう辛口。濃厚でいて爽やかさもあり、そしてフルーティー。爽やかフルーティーな生酛というのも珍しい。
米の旨味を感じる酒ではないので、燗向けではないかな。三芳菊に近い味かも。

スペック

精米歩合:55% / アルコール度数:15度

お気に入り度

★★★☆☆

価格

300ml 600円前後

購入場所

堀江酒場 直売

f:id:yagi_sake:20170530205031j:plain

意外とオリがあった。

酒蔵訪問記No.8 クンチョウ酒造(大分県日田市/2017.04)

日田天領水で有名な大分県日田市。水の良いところには酒蔵あり。
日田の中でも古い街並みが残る豆田町にあるクンチョウ(薫長)酒造を訪問してきた。

この日の日田は絶好の行楽日和。日田は全国でも有数の暑い場所。5月に入ると30度を超える日も出てくるので、ちょうどいい時期だった。

f:id:yagi_sake:20170527215640j:plain

薫長酒蔵資料館

f:id:yagi_sake:20170527215651j:plain
酒蔵は一部資料館として開放されており、試飲のできる売店と、酒粕アイスなどが食べられる飲食コーナーが併設。
酒粕アイス食べたかったけど売店だけで満足して行き忘れてしまった。向かいは酒蔵経営のカフェになってるが、そっちにも行かず。。。

売店には気さくな女性の方がいて、新酒を試飲させてもらった。
曰く、台湾の男性俳優がちょうどロケで来てるそうで、台湾からの団体客がサインを求めてたそうな。向かいのカフェにいるという話だった。確かにグラサンの男がいるのを見たなあ。
この記事の一番上にある写真の奥の方にカメラクルーっぽいのが写り込んでるが、これがロケなのかもしれないし、そうじゃないのかもしれない。

蔵がいくつかあるようだ。

f:id:yagi_sake:20170527215715j:plain

f:id:yagi_sake:20170527215717j:plain


お酒の学習室。

f:id:yagi_sake:20170527215731j:plain

f:id:yagi_sake:20170527215733j:plain


真ん中にすげえアグレッシブな鹿がいる。集中線入れてあげたいw

f:id:yagi_sake:20170527215752j:plain


いくつかある蔵のうち、中蔵が酒蔵資料館になってる模様。

f:id:yagi_sake:20170527215803j:plain


古い酒造りの道具や昔の生活用品なんかが展示されてた。

f:id:yagi_sake:20170527215818j:plain

f:id:yagi_sake:20170527215820j:plain


あれ、これしか写真がない…もっと撮ればよかった。
飲食コーナーにもお菓子とかが売ってたようだが、行けばよかった。

まあ後悔ばかりしても仕方ない。

売店では180mlの純米酒を購入。そして甘酒と、例のごとくお猪口をば。甘酒は甘すぎず飲みやすかった。

f:id:yagi_sake:20170527215834j:plain

f:id:yagi_sake:20170527215837j:plain


次の酒蔵巡りはいつになるかなあ。

クンチョウ酒造 酒蔵見学のご案内 | 天領日田クンチョウ酒造

【No.70】くどき上手 純米吟醸生酒

f:id:yagi_sake:20170524202718j:plain

ブログを始める前に飲んだ酒シリーズ(2015.9)

銘柄読み

くどきじょうず

酒蔵名

亀の井酒造(山形県鶴岡市

詳細情報

ちょっと古いのを。くどき上手はこの時初めて飲んだ。
園乃蝶」の浮世絵は写楽だが、こっちは歌麿のだそう。

味について

濃醇さがあるが華やかな味わいで、甘めだが飲みやすい。そして美味い。
さすがくどき上手、今をときめく銘柄の一つだ。 冷やして飲むのが乙ですな。

スペック

精米歩合:50% / アルコール度数:15~16度

お気に入り度

★★★★☆

価格

300ml 556円

購入場所

札幌市 デパート

【No.69】園乃蝶 純米吟醸

f:id:yagi_sake:20170521214243j:plain

銘柄読み

そののちょう

酒蔵名

蔵内堂(福岡県大川市

詳細情報

ちょっと説明するのが面倒なやつ。
園乃蝶は、2016年2月に廃業した清力酒造が作っていた銘柄。(元々は大坪酒造の銘柄らしい)
廃業後も売ってて不思議に思ってたが、清力の事業を引き継いだのが蔵内堂だそうで、ラベルの製造元の部分がシールで「蔵内堂」に上書きされてる。
某所の情報によると、これは他社への委託醸造(いわゆる桶買い)で作られているそう。
どこで作られたか分からない上に、阪急デパート限定商品で立派な箱に入っていて値段も高く、ぶっちゃけ進んで飲みたい物ではないのだが、1つでも多くの銘柄を飲んでみたいのである。

味について

米の旨味があり、辛さが後から来る。
スッキリさなどの吟醸らしさは感じられず、純米吟醸というより純米酒といった味。それもスタンダードでごく普通の。
うーん。箱代が含まれてるとはいえ、2000円以上する酒の味ではないな。1200~1500円ぐらいの酒の味だ。予想はしてたけどw

スペック

精米歩合:58% / アルコール度数:15~16度

お気に入り度

★★☆☆☆

価格

720ml 2376円

購入場所

福岡市 デパート

f:id:yagi_sake:20170521214331j:plain

立派な箱。

 

f:id:yagi_sake:20170521214350j:plain

製造元が上書き。ラベルは写楽の浮世絵。

 

f:id:yagi_sake:20170521214459j:plain

清力。

【No.68】育酛 純米吟醸 真秀

f:id:yagi_sake:20170518200855j:plain

銘柄読み

まほ

酒蔵名

若戎酒造(三重県伊賀市

詳細情報

ちょっと古いのを。デパートの五寸瓶(180ml)特集で購入。
育酛(そだてもと)
「自然の織り成す不思議な力を巧みに利用し、蔵付きの天然の乳酸菌を取り込みじっくり時間と手間をかけて 酛 - 酒母 を育てた純米吟醸酒。」とある。
つまり生酛系ってことなのかな。
使用米は富山県産とのこと。
http://www.wakaebis.co.jp/brand/maho/jungin/index.html

味について

白ワインのような独特な甘さがあり、飲みやすい。
他には無い珍しい味だった。

スペック

精米歩合:53% / アルコール度数:16度

お気に入り度

★★★☆☆

価格

180ml 400円

購入場所

札幌市 デパート

【No.67】生貯蔵酒 淡麗純米 宮の雪

f:id:yagi_sake:20170514104656j:plain

銘柄読み

みやのゆき

酒蔵名

宮崎本店(三重県四日市市

詳細情報

2017年1月に三重県乗り鉄したときに買ったもの。
松阪に泊まったが、駅前にはデパートもスーパーも酒屋もなかったので、やむなくコンビニにあった地酒を購入。
宮崎本店の甲類焼酎「キンミヤ焼酎」は東京下町の飲み屋で人気なのだそう。
札幌でも、東京から来た居酒屋チェーンの四文屋で見たことあるな。

味について

割と酸が立ってる。米の旨味も多少感じるがそれほどでもなく、淡麗という名前の通りスッキリ系。
酸と雑味が少しあるので若干飲みにくさがある。
度数が低いので、スーパーで安く売ってるような酒と同じなのかなぁ…という先入観があったが、ちょっと薄い感じがする程度で、燗でもいけるし、悪くないのであった。

スペック

精米歩合:麹米60%、掛米65% / アルコール度数:13~14度

お気に入り度

★★★☆☆

価格

300ml 453円

購入場所

近鉄松阪駅 コンビニ

【No.66】土佐しらぎく 生詰純米吟醸 しずく媛 ひやおろし

f:id:yagi_sake:20170507173907j:plain

ブログを始める前に飲んだ酒シリーズ(2015.9)

銘柄読み

とさしらぎく

酒蔵名

仙頭酒造場(高知県芸西村

詳細情報

ちょっと古いのを。土佐しらぎくは大阪の居酒屋で飲んで美味いと思って気になってたが、置いてる店を見つけたので買ってきた。(ただ、この店では土佐しらぎくを常時置いてるわけではないとのこと)
しずく媛は、愛媛県酒造好適米

味について

記憶の通り、やはり美味い。
一口目は甘さが来て、最後には辛さが残るが、すっきりと飲みやすく、ついつい飲みすぎてしまうパターンのやつかと。
刺身と合わせたが、抜群の相性だった。高知の酒、恐るべし。

スペック

精米歩合:55% / アルコール度数:15~16度
原料米:愛媛県産しずく媛100%

お気に入り度

★★★★★

価格

720ml 1701円

購入場所

北海道恵庭市 酒屋

 

f:id:yagi_sake:20170507173931j:plain

高知県安芸郡芸西村の和食(わじき)地区。

以前和食駅に降り立ったことがあるが、このあたりに酒蔵があったとは。

f:id:yagi_sake:20170507173942j:plain