【No.69】園乃蝶 純米吟醸
銘柄読み
そののちょう
酒蔵名
蔵内堂(福岡県大川市)
詳細情報
ちょっと説明するのが面倒なやつ。
園乃蝶は、2016年2月に廃業した清力酒造が作っていた銘柄。(元々は大坪酒造の銘柄らしい)
廃業後も売ってて不思議に思ってたが、清力の事業を引き継いだのが蔵内堂だそうで、ラベルの製造元の部分がシールで「蔵内堂」に上書きされてる。
某所の情報によると、これは他社への委託醸造(いわゆる桶買い)で作られているそう。
どこで作られたか分からない上に、阪急デパート限定商品で立派な箱に入っていて値段も高く、ぶっちゃけ進んで飲みたい物ではないのだが、1つでも多くの銘柄を飲んでみたいのである。
味について
米の旨味があり、辛さが後から来る。
スッキリさなどの吟醸らしさは感じられず、純米吟醸というより純米酒といった味。それもスタンダードでごく普通の。
うーん。箱代が含まれてるとはいえ、2000円以上する酒の味ではないな。1200~1500円ぐらいの酒の味だ。予想はしてたけどw
スペック
精米歩合:58% / アルコール度数:15~16度
お気に入り度
★★☆☆☆
価格
720ml 2376円
購入場所
福岡市 デパート
立派な箱。
製造元が上書き。ラベルは写楽の浮世絵。
清力。
【No.68】育酛 純米吟醸 真秀
銘柄読み
まほ
酒蔵名
詳細情報
ちょっと古いのを。デパートの五寸瓶(180ml)特集で購入。
育酛(そだてもと)
「自然の織り成す不思議な力を巧みに利用し、蔵付きの天然の乳酸菌を取り込みじっくり時間と手間をかけて 酛 - 酒母 を育てた純米吟醸酒。」とある。
つまり生酛系ってことなのかな。
使用米は富山県産とのこと。
http://www.wakaebis.co.jp/brand/maho/jungin/index.html
味について
白ワインのような独特な甘さがあり、飲みやすい。
他には無い珍しい味だった。
スペック
精米歩合:53% / アルコール度数:16度
お気に入り度
★★★☆☆
価格
180ml 400円
購入場所
札幌市 デパート
【No.67】生貯蔵酒 淡麗純米 宮の雪
銘柄読み
みやのゆき
酒蔵名
詳細情報
2017年1月に三重県を乗り鉄したときに買ったもの。
松阪に泊まったが、駅前にはデパートもスーパーも酒屋もなかったので、やむなくコンビニにあった地酒を購入。
宮崎本店の甲類焼酎「キンミヤ焼酎」は東京下町の飲み屋で人気なのだそう。
札幌でも、東京から来た居酒屋チェーンの四文屋で見たことあるな。
味について
割と酸が立ってる。米の旨味も多少感じるがそれほどでもなく、淡麗という名前の通りスッキリ系。
酸と雑味が少しあるので若干飲みにくさがある。
度数が低いので、スーパーで安く売ってるような酒と同じなのかなぁ…という先入観があったが、ちょっと薄い感じがする程度で、燗でもいけるし、悪くないのであった。
スペック
精米歩合:麹米60%、掛米65% / アルコール度数:13~14度
お気に入り度
★★★☆☆
価格
300ml 453円
購入場所
【No.66】土佐しらぎく 生詰純米吟醸 しずく媛 ひやおろし
ブログを始める前に飲んだ酒シリーズ(2015.9)
銘柄読み
とさしらぎく
酒蔵名
詳細情報
ちょっと古いのを。土佐しらぎくは大阪の居酒屋で飲んで美味いと思って気になってたが、置いてる店を見つけたので買ってきた。(ただ、この店では土佐しらぎくを常時置いてるわけではないとのこと)
しずく媛は、愛媛県の酒造好適米。
味について
記憶の通り、やはり美味い。
一口目は甘さが来て、最後には辛さが残るが、すっきりと飲みやすく、ついつい飲みすぎてしまうパターンのやつかと。
刺身と合わせたが、抜群の相性だった。高知の酒、恐るべし。
スペック
精米歩合:55% / アルコール度数:15~16度
原料米:愛媛県産しずく媛100%
お気に入り度
★★★★★
価格
720ml 1701円
購入場所
北海道恵庭市 酒屋
以前和食駅に降り立ったことがあるが、このあたりに酒蔵があったとは。
【No.65】純米酒 黒牛(カップ)
銘柄読み
くろうし
酒蔵名
詳細情報
地下街で見つけた久世福商店という店で購入。
日本各地のちょっと良い食材や食料品を集めた店だが、酒も置いてた。
黒牛は居酒屋で飲んだことがあり、印象が良かったので買ってみた。
http://www.kuroushi.com/products
味について
米の旨味と甘みがあり、フルーティーさがある。そして後味に硬さを感じる。言い表しにくいが面白い味だ。思ってたのとちょっと違ったけど。
不味かったNo.46「白蘭 純米物語」を美味しくした感じかな・・・w
スペック
精米歩合:麹米50%、掛米60% / アルコール度数:15~16度
お気に入り度
★★★☆☆
価格
180ml 308円
購入場所
札幌市 食料品店
酒蔵訪問記No.7 小林酒造 酒蔵まつり(北海道栗山町/2017.04)
4月上旬に開かれた、「北の錦」の小林酒造の酒蔵まつりに行ってきた。
酒蔵の近くにある、「きびだんご」でおなじみ(たぶん北海道ローカルでおなじみ)谷田製菓のきびだんご祭りと酒蔵まつりを総称して「老舗まつり」というんだそうな。
https://www.shinisematsuri.com/
酒蔵まつり限定酒があるらしい。グヘヘ。
北の錦は旨味があって割と好きなので楽しみ。
高速ゆうばり号
栗山まではJRもあるが札幌からだと遠回りになるので、高速バスがいい。栗山行きか、栗山経由の夕張行きが使える。ここは高速ゆうばり号で。
切符はあらかじめ買って15分前に来たが、長蛇の列。マジかよ。
補助席も使ってバス3台ぐらいに分乗。100人以上は並んでたってことだな…。
この後に臨時便があるとは聞いてたが、1便目の時点でこの混雑とは。補助席にならなくてよかった(ホッ
この日は強風で、高速道路は速度制限かかってた。高速を江別東インターで降りると見渡す限りの畑の風景で…。
写真は南幌町のあたり。いかにも北海道的な景色ですな。南幌町は札幌市と隣り合ってないけど札幌市と同じ市外局番011らしい(トリビア)
栗山駅
というわけで、1時間ちょっとのところだが多少遅れて到着。
栗山駅。
9年前?に初めて乗り鉄の旅(日帰り小旅行)をしたときに来た以来だが、変わってないなあ。その時、日本酒に興味ないのに小林酒造に行ったんだよなあ。駅から徒歩圏内の面白そうなスポットが小林酒造ぐらいしかなかったからだと思うが。日本酒は別に好きじゃなかったので、買った酒も父親にあげた記憶がある。
というわけで、いちおう2回目なのだ。
写真撮り忘れたが、駅前に屋台が出てて、その中に「はしまき」があった。北海道に存在してたとは…!
さて帰りのバスまで3時間、いってみよー。
酒蔵までは歩いて10分ぐらい。
小林酒造 第29回酒蔵まつり
おー、やってるやってる。
普段は10名以上でないと見学できない酒蔵が年に一度の開放。
年季入ってますなあ。
「主に高級酒などの貯蔵に使われています。」ブレブレだけど。。
製麹室は真新しかった。
上槽。
お、ヤブタだ。昔は酒槽(さかぶね)という船のような形の機械で酒を搾ってたが、今は薮田式自動もろみ圧搾機(通称ヤブタ)がほとんどですな。
こだわってるところは今でも酒槽を使ってるらしい。神亀酒造とか。
酒蔵の中に庭みたいな場所があって、レジャーシートやアウトドア用テーブルで陣取って食べ飲みしてる集団が何組も…この寒いのにすげえ。
酒蔵を出て広場へ。大道芸とか太鼓の催しで賑わってる。しかし人が多い。甘酒には長蛇の列。
レストラン&売店。冬季は休業って書いてる。北海道あるあるだな。
併設のそば屋。まだ11時だが列ができてた。祭りじゃない時にゆっくり食べてみたいが、来る用事もないなあ。
試飲&販売。人多すぎ…無料試飲の列はどこが最後尾なのか分からん始末。。。
限定酒は「純米吟醸生原酒」「大吟醸生原酒」「純米生原酒」「本醸造うすにごり生」があったが、純米生原酒を購入。
帰りのバスまで3時間、谷田製菓に寄ってその後は昼食でもと思ってたが、どこもかしこも人だらけで、しかも強風で寒い…ちょっと厳しいので帰ることにした。ということで、1本早いバスに乗るには、もうあまり時間がない。
有料試飲はそれほど並んでなかったので、最後にこれを飲もう。純米大吟醸・雪心。おちょこ付きで1杯500円。おちょこがあればおかわり400円。
精米35%のスッキリさと程よい甘さで、流石の飲みやすさだった。
ソーセージをつまみに。奥に倒れた椅子が強風を物語っている。
というわけで駅に戻る。まっすぐ行くと谷田製菓だったんだけども。
きびだんご気になったんだけどね…なんで北海道できびだんごなのかを知りたかった。(ググるのはめんどいのd
谷田製菓には行かなかったが、きびだんごメロンバージョンをゲットできた。もちもちのメロン味、美味でござった。(500円はちょいとお高めだったが)
というわけで滞在1時間半程度でとんぼ返り。駅前の屋台ではしまき買うの忘れた…。
帰りは高速くりやま号。ゆうばり号と違って栗沢を経由。
予想以上の人出だった。札幌近郊で酒蔵祭りやるのってここだけのはずだから混みあうのかな。
まあこれはこれで楽しかったということで。