【No.143】純米吟醸 出世城
ブログを始める前に飲んだ酒シリーズ(2016.4)
銘柄読み
しゅっせじょう
酒蔵名
詳細情報
ちょっと古いのを。2016年2月に静岡~愛知県の乗り鉄旅行で買ってきた8本中の5本目。
天下人にまで出世した徳川家康が若かりし頃に居城とした浜松城にあやかって出世城と名付けられた、浜松の地酒。
浜松酒造の酒は、ほとんど県内で消費されるそう。まさに地酒というやつですな。
味について
静岡吟醸とはよく言ったものだが、「安倍の雫」に近い味と香りで、美味い吟醸。後味の辛さが気になる程度だ。
この爽やかな香りと味は静岡酵母のなせる業なのかな。(使用酵母は不明)
スペック
精米歩合:50% / アルコール度数:15~16度
お気に入り度
7/10
価格
300ml 540円
購入場所
室蘭・酒本商店と、岩手・菱屋酒造店、オリジナル商品を計画中
7年目の3.11が過ぎたということでこんな記事を。
今年の6月に室蘭と岩手県宮古を結ぶフェリー路線が新設されるということで、交流が進んでいるんだとか。
んでもって、室蘭・酒本商店が宮古・菱屋酒造店とコラボを始めたという。
酒本商店×菱屋酒造店
まず酒本商店が菱屋酒造店の「菱屋」を扱い始め…
(北海道新聞)お酒で宮蘭航路の就航盛り上げ 室蘭・酒本商店 宮古の地酒、1カ月で120本販売
お酒で宮蘭航路の就航盛り上げ 室蘭・酒本商店 宮古の地酒、1カ月で120本販売:どうしん電子版(北海道新聞)
6月のフェリー就航に合わせてオリジナルラベルを発売するのと、2019年の3月にオリジナル商品を発売する計画があるという。(北海道新聞3/5朝刊)
酒本商店
日本酒漫画「夏子の酒」の主人公が持つ利き酒能力の元ネタになった酒本久也さんの酒屋さん。
去年は札幌からわざわざ行ってみました。
yagi-sake.hatenablog.com
道内外の酒蔵とコラボしてオリジナル商品を作ってるが、東北の酒蔵は初めてかな?
菱屋酒造店
代表銘柄「千両男山」の蔵。正直初めて知ったぜ。。。
http://otokoyama.ftw.jp/index.html
杜氏さんは、現代の名工にも選ばれた辻村勝俊さんという方。調べたら、長らく「田酒」の西田酒造店で杜氏を務めた方で、御年80歳だそう。
大震災の津波で大きな被害を受けたが、なんとか製造を再開させたという。
室蘭~宮古のフェリー
なぜそんな中途半端な場所に?と思ってしまうが、トラック運転手向けにちょうどいい所要時間なのだという。
宮古~室蘭フェリー航路の時刻表が発表。室蘭発が夜行便で、青春18きっぷに新たな「ワープルート」ができる! | タビリス
室蘭まで行くのが遠いけど、1度は乗ってみたいところだ。
去年の夏はフェリーで秋田に行ったが、今年の夏もフェリーで東北かな。
気になる「菱屋」
「菱屋」は山廃で米の旨味があるという。これは気になる。酒本で扱う酒はそういうのが基本だからね~。大好きですハイ。
楽しみにしておりまする。
【書籍紹介】酒蔵名鑑2017-2018
酒蔵巡りのお供に「酒蔵名鑑2014-2015」というのを手元に置いていたのだが、
2017年の秋に「2017-2018」が出たので紹介。
全国の日本酒蔵の名前・代表銘柄・住所・電話番号・代表者名をひたすら一覧にしただけのマニアな本。
掲載酒蔵
前回の掲載酒蔵数は1563だったが、今回は1528に減少。
(休業中・委託醸造の蔵も含まれているので、実際に稼働中の酒蔵は1000前後と思われるが…)
巻末のコラムには、新規の酒蔵も5つあると書いてあったが、具体的にどれなのか不明。以下の3蔵の追加は確認できた。
・上川大雪酒造(北海道上川町)
・静岡平喜酒造(静岡県静岡市)
・堺泉酒造(大阪府堺市)
(ここ数年で日本酒の醸造を始めた東京港醸造や野口尚彦研究所は未掲載の模様。これを含めると5蔵になるが…)
見やすくなったのはいいが…
「酒蔵名鑑」2017〜18年版
上の公式サイトにあるとおり、以前より掲載枠が大きくなって見やすくなったのだが…
ページ数が増えた分なのか、前回に比べて1000円も高くなったぞ。
(3240円→4320円)
なぜかシールで上書きしてあるぞ。(分かりにくいけど「2017~2018年版」のとこ)
盛大に誤字ってるぞ。どうみても避難中です。本当にry
(磐城壽、しばらく飲んでないな…)
正直4000円は高いと思うのだが、他に代わりが無いので買う俺なのであった。
マニアなあなたにオススメする一冊でございます。酒蔵巡りのお供にぜひ。
【No.142】夜の帝王 特別純米酒
銘柄読み
よるのていおう
酒蔵名
詳細情報
家で飲む日本酒は基本的に旅行先で買った物だったのだが、
ここ半年ほど旅行に行けておらず…(ブログ名に偽りあり)
というわけで、酒屋に買い出しに行って買ってきた。
藤井酒造の代表銘柄は「龍勢」「宝寿」で割と有名だが、夜の帝王というのは初めて見た気がする。
名前で選んだわけではなく、平成28年度醸造の熟成酒だったので気になって手に取った次第。
ちなみに「夜の帝王」の由来は調べても分からず。。。
味について
爽やかさと熟成感の入り混じった複雑な味わい。熟成されたコクがあり、まさに食中酒。
開栓直後は舌にピリっと来る辛さなど、複雑さゆえの妙な味があったが、時間が経ったら無くなった。
スペック
精米歩合:65% / アルコール度数:15度
広島県産八反錦51%使用
お気に入り度
7/10
価格
720ml 1226円
購入場所
札幌市 酒屋
「日本酒本来の自然な色」がついておる。
【No.141】小夜衣 特別純米酒
ブログを始める前に飲んだ酒シリーズ(2016.7)
銘柄読み
さよごろも
酒蔵名
詳細情報
ちょっと古いのを。2016年2月に静岡~愛知県の乗り鉄旅行で買ってきた8本中の4本目。
森本酒造では、以前紹介した国香酒造と同様、社長兼杜氏が一人で酒造りをしているそう。
国香もそうだが、こういうのは地元じゃないと手に入りにくかったりするので、事前に調べておいたのであった。無事に買えて満足。
味について
静岡酒らしい爽やかさに加えてキレもあり、スッキリと飲みやすいが、それ以上のインパクトが感じられず。
他のスペックも試してみたいところ。
スペック
精米歩合:60% / アルコール度数:15~16度
静岡県産米「誉富士」100%使用
日本酒度:+5.0
酸度:1.6
お気に入り度
5/10
価格
720ml 1338円
購入場所
静岡市 デパート
【No.140】福乃友 純米吟醸原酒 又右ェ門蔵
銘柄読み
ふくのとも
酒蔵名
福乃友酒造(秋田県大仙市)
詳細情報
2017年8月、秋田で買った7本、ようやくラスト。
秋田駅ビルに入っている酒屋で、新聞紙に包まれている酒を発見。
素性の知れなさが気になって買ってしまったのであった。
又右ェ門蔵というのが何なのかは調べても分からず。酒蔵にある蔵の名前なんだと思われるが。
味について
老ねた感じの、原酒的な強烈なアタックがガツンと。飲みやすくはないかな。
でも米の味を強く感じる。そして濃厚なので燗でもいける。
しかし180mlなのであっという間に無くなってしまった。。。
スペック
精米歩合:60% / アルコール度数:17度
お気に入り度
7/10
価格
180ml 368円
購入場所
JR秋田駅 酒屋
【No.139】特別純米酒 国香
ブログを始める前に飲んだ酒シリーズ(2016.4)
銘柄読み
こっこう
酒蔵名
詳細情報
ちょっと古いのを。2016年2月に静岡~愛知県の乗り鉄旅行で買ってきた8本中の3本目。
国香酒造では、社長兼杜氏が一人で酒造りをしているそう。1人で造りをしているという蔵はこの時初めて聞いたのでビックリ仰天したものだ。
裏ラベルのメッセージ「感性があるから感激がある」…信念を感じる。
味について
静岡吟醸酵母を使用ということで、口に含むとメロンのような吟醸香がある。
まろやかで辛め。飲み飽きしない酒かなって。
スペック
精米歩合:60% / アルコール度数:15~16度
日本酒度:+7
酸度:1.3
アミノ酸:1.2
使用酵母:静岡吟醸HD-1
原料米:山田錦20%、五百万石80%
貯蔵方法:ビン冷蔵
お気に入り度
6/10
価格
720ml 1296円
購入場所
静岡市 デパート