ローカル列車で日本酒旅 乗り飲み日記

基本は飲んだ酒の備忘録、たまに旅行記。

2016.11 新潟~会津~鬼怒川 ローカル列車で日本酒旅(2/4)

2日目の朝は早い。只見線に乗り遅れたら次は5時間後なので寝坊できないやつ。

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新幹線は乗らないけどパシャリ。夏子の酒って漫画に長岡駅がちょくちょく出てたけど、こんなんじゃなかったなあ。さすがに25年も経てば変わるか。

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長岡6:33→小出7:10(上越線

さて只見線の始発駅・小出へ。平日だから高校生が多い。

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で、小出。

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お、いたいた只見線

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48分待ちなので写真タイム。

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只見線は1日4本、只見まで乗りとおせるのは3本。7:58を乗り過ごしたら次は5時間後という。。。

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列車は2両もある。おそらく小出に行く高校生で混みあっていた列車の折り返しなんだろうな。

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只見縁結びってなんだべ。

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乗客はハイキングに行くような恰好のおばさん2人と俺だけだったが、長岡方面行の列車から数人が乗り換えてきた。

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小出7:58→只見9:15(只見線

長岡方面行の列車は遅れてたので待ち合わせた上で発車。
時刻表を見ると、東京発の上越新幹線の始発に乗ると浦佐経由でこの時間に間に合う模様。

越後須原。そうそうたるメンバーに見送られる。

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入広瀬。次の大白川との間には柿ノ木駅があったが数年前に廃止。

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入広瀬を過ぎると新潟らしい田んぼの景色から山あいの景色に変わっていく。紅葉は始まったところかな。

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大白川。次の只見との間には田子倉駅があったが数年前に廃止。

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次の只見までは1駅だが、駅間が長く30分かかる。長いトンネルもあって、10分ぐらいひたすらトンネルの中だった。
県境を越えて福島県入り。トンネルを出たこのあたりが田子倉駅の跡地と思われる。秘境駅っていうか、このあたり全体が秘境だよな、うん。

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ここまで来ると紅葉もいい感じに色づいてきた。これはいい景色だ。撮り鉄の人もいたなあ。

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そして只見到着。

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折り返し列車に乗るツアー客がいた。

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只見駅。売店気になるけど乗り継ぎの時間が無い。

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時刻表。小出行は1日3本。逆方向は無い。

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只見~会津川口は2011年夏の豪雨で不通となり、バス代行となって早や5年…。
というわけで代行バスに乗り込む。

只見9:25→会津川口10:15(只見線代行バス

会津川口にて撮影)

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乗客は、小出から乗り通してる人と地元のおじさん1人の5人ぐらいだった気がする。

うまく撮れなかったけど、新潟・福島豪雨ではここまで水が来たらしい。

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列車の走らない只見線の鉄橋。

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代行バスのバス停は、おおむね国道沿いの公民館や商店の前に設けられていた。

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列車の走らない只見線の鉄橋その2…って右側ががが。
線路が落ちるほどの豪雨ってどんなんだったんだろう。。。

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で、会津川口

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この先は列車があるが、2時間20分待ち。。。会津若松側から来るとスムーズに乗り継げる便があったけど、それはそれで途中下車が一切できないので小出側からを選んだ。
どうでもいいけど、トイレに行こうと思ったら駅の入口にこんな張り紙があったので、駅のトイレは使えないのかと思って…

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仮設を使ったんだけど…

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駅の中に普通にあったっていうね。

近くで道路工事してて、作業員の人向けの案内だったっぽい。なんだかなあ。
で、駅の売店。弁当も売ってる。乗り継ぎ時間少ないときにはいいかも。

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時刻表。6本もある、すげえ!

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道路を挟んだ向かいには、金山町(かねやままち)の観光物産協会があった。
コーヒーが飲めるっぽい。

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炭酸水が売ってたので買ってきた。代行バスの車窓から炭酸水の水汲み場が見えて気になってたけど、そこの炭酸水らしい。

11時になったのでちょっと早いが昼飯へ。売店で聞いた「おふくろ」という店へ。

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アザキ大根つけ麺って何だろう…もう少しお待ちくださいとあるが、気になるので聞いてみたら出せるということなので食べてみた。
右下にちょこんと乗ってるのがアザキ大根。辛いんだけど甘みもあってうまい。地元の濃口醤油をちょっとずつ垂らして麺とごはんの上に乗せて食べるという独特なスタイル。(説明を受けた上でいただきました)
これはなかなか味わえない逸品ですなあ。

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で、駅に戻って会津若松行きを待ってたら、観光バスから降りてきたツアー客のジジババがぞろぞろと。おいおいこんなに乗るのかよ。こーいうのテンション下がるんだよな。列車降りたらどうせまたバスに乗るんだから最初からバスで行けばいいだろ、と。まあローカル線にとって団体客は貴重な収益なんだけども。

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列車は3両で助かった。

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クロスシートの車両とロングシートの車両があって、団体客はクロスシートのほうに陣取ってたので、俺はこっちで。

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会津川口12:35→会津若松14:23(只見線


60kmしかないのに、すれ違いも1回(会津坂下)しかないのに、2時間もかかるんだぜぇ…

早戸。かなり秘境駅感が出てる。

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只見川は大きいなあ。

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ロングシートの車両は最初空いてたが、途中の駅から団体客第2弾が乗り込んできて、北海道弁でいうとあずましくない状態に。
みんな紅葉の写真を撮ってるが、大白川~只見に比べれば色づいてないし大したことないので俺は撮らず。駅の写真とか紅葉とは関係ない景色を撮ってたが、紅葉なんて興味ない鉄道オタクだと周りの人には思われたんだろうなあ。まあいいけど。

郷戸。ここも秘境臭がするぞ。

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会津柳津。団体客は降りて行った。

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丘を下って…会津坂下の町が見えてきた。

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さかしたじゃないよ、ばんげだよ。坂下の酒蔵に行ってみたかったが、今回は諦めて若松の酒蔵を巡る予定。

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この先は田園風景が広がる。

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看板もうちょっとどうにかしようぜ。

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さあ会津若松

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会津若松は数年前にも秋に来た。前回は鶴ヶ城と、近くにある酒蔵(宮泉銘醸。その後「冩樂」で人気になった)に行ったが、今回は酒蔵巡りがメイン。
まずは電話でアポを取ってあった鶴乃江酒造を見学させてもらいに。

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次は末廣酒造。次の日にする予定だったけど、近いし行ってしまおう。

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そして最後は辰泉酒造。もうすっかり暗くなってしまった。

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一旦ホテルに戻って、休む間もなく出かける。居酒屋を予約した時間だ。

ライトアップされた荘厳な建物が現れた。これが会津若松市役所なんだそう。太田和彦さんが好きそうな建物だ。

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居酒屋探訪「籠太」


というわけで、太田さんの本とテレビで紹介されてた「籠太」へ。金曜日なので予約で満席。

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お酒はオリジナルの「生大吟醸 籠太」をいただく。末廣酒造で作ってるらしい。超スッキリ飲みやすかった。
2本目は「純米吟醸 会津娘 短棹渡船2016」。太田さんが会津娘を好んで飲んでるのを見たので真似する。これは背丈が短い渡船という品種の米ですな。ひやおろし的な生酒らしい。どっしり系だけど、俺の好きなどっしりではなかった。
食べ物は、会津名物の馬刺しにこづゆ。色合いがおかしいけど、写真を補正するの面倒…。

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店主向かいのいい席だったんだけど、満席でとても忙しそうだった。飲み過ぎないうちにおいとましました。

朝早かったので疲れた。早めに寝るのであった。
うっうー。

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続きはこちら。

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