【No.52】千歳鶴 純米しぼりたて生 うすにごり
銘柄読み
ちとせつる
酒蔵名
日本清酒株式会社(北海道札幌市)
詳細情報
地元札幌の地酒・千歳鶴。蔵元にある「酒ミュージアム」に初めて行って買ってきたもの。
酒蔵訪問記 日本清酒株式会社(北海道札幌市/2017.03) - ローカル列車で日本酒旅 乗り飲み日記
蔵元限定の酒もあったが、生酒にこだわってこれを選んだ。
酒ミュージアムを後にしてその足で向かったデパートで、同じものが売っててガックリではあったのだが…w
味について
試飲したときは辛さがあって飲みにくかった。(それでも買った)
しかし、いざ開けてみるとそうでもなく、辛さはあるのだが甘さもあってこりゃうまい。微発泡感もある。
振らずに濁ってない部分を飲むと、辛くて飲みにくかった。試飲したときは振り方が足りなかったのかな。
濁り系を初めて燗にしたが、まあまあいける。度数が高いのでちょっと辛いかな。冷やした方が甘みが程よくて美味い。
いやはや、千歳鶴いいね。女性杜氏に変わったからか、飲んでないだけで元々良かったのか…。
スペック
精米歩合:65% / アルコール度数:17~18度
北海道産米100%
お気に入り度
★★★★☆
価格
720ml 1296円
購入場所
そういや、濁り系を家で飲むの自体初めてな気がする。
【No.51】元帥 純米吟醸 生貯蔵酒
ブログを始める前に飲んだ酒シリーズ(2015.11)
銘柄読み
よみがな
酒蔵名
詳細情報
ちょっと古いのを。2015年8月に鳥取・島根に行ったときに購入。
倉吉に来たことのある東郷平八郎元帥にあやかって酒銘を「元帥」にしたとのこと。
同じ鳥取にある「稲田姫」の稲田本店も「トップ水雷」という銘柄を作っているが、これも東郷平八郎の命名らしい。
…と書いてから、鳥取には「山陰東郷」もあるな…と思い出したが、調べるとこれは地名だった。
味について
ちょっと変わった味がする…と思ってラベルをよく見ると、製造年月の年の部分が読み取れない。
製造年月:??年12月、開封:2015年11月なので、1年は経ってるはずだな。
変わった味の正体は貯蔵感だったわけだ。(当時は古酒などの貯蔵感に慣れていなかった)
後に残る辛さが多少気になったが、燗で美味しくいただけたのであった。
スペック
精米歩合:55% / アルコール度数:14~15度
お気に入り度
★★★☆☆
価格
300ml ???円
購入場所
酒蔵訪問記 綾杉酒造場(福岡県福岡市/2017.03)
こちらの記事でも書いたが、
【No.45】綾杉 純米原酒 - ローカル列車で日本酒旅 乗り飲み日記
綾杉酒造場は福岡市の中心部・天神で創業したが、蔵は現在は郊外に移転している。
その蔵で毎年開かれる蔵開きイベントに行ってきたのであった。
綾杉って聞くと、昔あったエクセルサーガって漫画で…いやなんでもない。
清水4丁目
郊外といっても、蔵元は博多駅から数キロの住宅街にある。博多駅から1駅の竹下駅からも近かったが、今回はバスで来た。
マンションが立ち並ぶ住宅街を抜けて塩原(しおばる)へ。
福岡の銘酒・綾杉
歩くこと数分。お、見えてきた。那珂川を挟んで左が竹下駅。
博多塀なるものがあるのか。歴史を感じる。
おー、賑わってる賑わってる。
綾杉酒造場だったり中尾酒造場だったり。会社組織ではなく個人商店だからですな。
入るなり新酒の振る舞い。うっひょー。
つまみもあるわよ~。
2階では、酒造りの道具が展示されてた。社長さんと思われる人が解説してた。
屋上も開放されてて、樽をテーブルに飲んでる人がいたり。
竹下の車両基地。南福岡にあるのは知ってたが、竹下にもあったのね。
奥に見えるのは特急ハウステンボス号ですな。
ピンク色の花が見える。札幌じゃこの時期に外で飲食とかまだまだ無理だなあ。
新幹線も走って子供連れも楽しそうなことで。
外から見るとこんな感じ。隣の緑地でも飲んでる人いたw
というわけで楽しかった。
お買い物
綾杉醤油。東区香椎にあるとのこと。酒造だけじゃないのね。
「綾杉」の名前は香椎宮の神木から来ているということなので、香椎とも関わりがあるのねえ。
日本酒入りサブレ。
定番の「純米原酒」を5年熟成させた古酒、一酌散千愁。これも杜甫の漢詩で「いっしゃく せんしゅうをさんず」と読むらしい。
これはレア物なのでお土産にしようっと。
余談
後で改めて調べてて見つけてしまったが…
http://www.kbc.co.jp/mbl/sp/radio/pao-n/blog.html?id=64
酒の仕込みなどは筑後の方で行われ、塩原の酒造場では火入れや瓶詰めなど最後の工程を行われています。
あっ。自社工場が筑後にあるとは考えにくいので、委託醸造(いわゆる桶買い)なのかも。
確かにここでは造ってる気配は無かったなあ。。。
まあいいけどねえ~。
【No.50】基峰鶴 純米吟醸雄町
銘柄読み
きほうつる
酒蔵名
詳細情報
去年の夏に佐賀の武雄温泉の飲み屋で、最近人気が出つつあるという基峰鶴を飲んで気になってた。
その後基山町を訪れて、蔵元の近くにある酒屋で購入。(蔵元でも売ってくれるらしいが、土曜日だったので空いているか分からず酒屋で確実に購入) 純米吟醸の山田錦と雄町があったが、ここは雄町を選ぶ。
味について
どっしりとしたコクがあるが、キレのある辛さも感じる。
同じ備前雄町でも、以前飲んだ岡山の蔵の雄町酒に比べるとそれほど雄町雄町しておらず、飲みやすい。
燗でもちょっと辛口だがいける。バランスが取れていて、どの温度帯でもいける。噂通りの逸品ですな。
スペック
精米歩合:55% / アルコール度数:16度
備前雄町100%
お気に入り度
★★★★☆
価格
720ml 1782円
購入場所
【No.49】吟醸仕込 秋月古処誉
ブログを始める前に飲んだ酒シリーズ(2015.10)
銘柄読み
あきづきこしょほまれ
酒蔵名
飛龍酒造(福岡県大刀洗町)
詳細情報
ちょっと古いのを。福岡のマイナー蔵シリーズ。
飛龍酒造の代表銘柄は「筑後川」だが、福岡市でも見たことなく、蔵元にも売店がなく、これは大刀洗町近隣の酒屋かスーパーでないと手に入らないだろうと思っていた。
その後城下町・秋月(朝倉市)に観光に行った際に、酒屋で発見。しかもその酒屋のオリジナルラベルである。古処というのは古処山(こしょさん)という山の名前から来ていると思われる。
表ラベルの酒名は「吟醸仕込 秋月古処誉」で吟醸相当のスペック表示だが、裏ラベルには「筑後川 純米吟醸」とあり、純米吟醸のスペック表示となっている。どっちを信じればいいんだ…。
味について
おそらく純米吟醸ではなく吟醸と思われるが、純米に引けを取らない米の味と柔らかな風味で悪くない。
熱燗だと醸造アルコールと思われるきつい匂いがあるものの、甘みがあってなかなか。
スペック
精米歩合:不明 / アルコール度数:15~16度
お気に入り度
★★★☆☆
価格
720ml 1600円
購入場所
福岡県朝倉市 酒屋
【No.48】東豊国 純米酒
銘柄読み
あずまとよくに
酒蔵名
詳細情報
会津若松で買った7本中の5本目。180mlの飲みくらべシリーズ。
http://www.kennan-syuhan.co.jp/product/nomikiri.html
福島県には会津坂下町にも全く同名の豊国酒造合資会社がある。
こちらの豊国酒造では、最近は限定銘柄の一歩己(いぶき)が人気だそうだが、俺は初めて飲むのであった。
味について
飲み口としてはスッと入るきれいな酒だ。
米の旨味も感じて悪くないが、精米60にしては雑味も多いし、醸造アルコールのようなツンとする辛さが抜けるのがイマイチ。
スペック
精米歩合:60% / アルコール度数:15度
お気に入り度
★★★☆☆
価格
180ml 356円
購入場所
【No.47】純米酒 穏
ブログを始める前に飲んだ酒シリーズ(2015.10)
銘柄読み
おだやか
酒蔵名
詳細情報
ちょっと古いのを。前回は精米歩合90%の不味い酒を飲んだが、精米歩合85%の美味い酒があったのを思い出した。
仁井田本家は、農薬・化学肥料不使用の自然米だけを使う全量純米蔵だそう。素晴らしい。
味について
精米歩合85%なので米の味が強いかと思ったものの、そうでもなく、かといって雑味があるわけでもなく、口当たりも良い。 これぞ純米と言わざるを得ない。
これは熱燗がいいだろうと思ったが、やはりビンゴ。是非また飲みたい酒だった。
スペック
精米歩合:85% / アルコール度数:14度
お気に入り度
★★★★☆
価格
180ml 320円
購入場所
札幌市 デパート