2017.2 第23回城島酒蔵びらき レポート(前編)
前から行きたかった城島酒蔵びらき。
福岡県久留米市城島町は、西の灘とも言われる酒どころ。
市町村合併で広くなったとはいえ、久留米市だけで14の酒蔵があるというからすごい。北海道全体よりも多い。
そのうち久留米市城島町周辺にある9の酒蔵が参加する、九州最大といわれる酒のイベント。
8つの蔵で酒蔵開放、メイン会場の公園では飲み比べやグルメが味わえるお祭り。
北海道から単独参戦というエクストリームプレイ、さて行ってみよう。(福岡にちょくちょく用事があり、そのついでではあるのだが)
三潴駅
普通電車しか止まらない西鉄三潴駅に特急が臨時停車。 西鉄電車には何度も乗ってるが、この駅は初めてだ。
6両列車に乗ってた8割ぐらいが降りて、ホームは人でいっぱいに。混むとは聞いてたが、やはり多いな…。駅員の数もハンパない。 さてピストン輸送のバスに乗ってメイン会場へ。
三潴駅の近くには杜の蔵があって酒蔵開放してるが、駅近で訪問難易度は低いし、札幌でも売ってる店も飲める店もあるのでスルー。バスの車内からパシャリ。
メイン会場…ではない場所
さてバスに揺られて20分、意外と時間かかった。ここがメイン会場…と思っていたが、ここではなくこの先の公園だったことを後で知るのであった。
酒は酒蔵で飲もうと思ってるので、とりあえずあまおうを100円でいただく。あまーうまー。
有薫(ゆうくん)酒造
さて各酒蔵を巡回するバスに乗り込んで最初の酒蔵・有薫酒造。 ここは直接行っても販売してくれない模様。このようなイベントでないと入れないと思われるので、最優先で訪問。
活性にごり1杯200円をいただく。活性にごりって濁ってて発泡してるやつだよね…ってなんじゃこりゃ。
発泡はしておらず、米がそのままの状態になってる。それでも甘酒とは違ってアルコールをしっかり感じる。日本酒度-50とあるが甘さはそれほど感じず…米がそのまま入ってるからこの値になるのかな。それにしても、のっけから酒蔵開きならではの物を飲むことができて満足。
ここの酒は飲んだことがあるのだが、あまり好きになれなかったので、スタンダードな純米を買って帰ればよかったなと後悔。
萬年亀(まんねんがめ)酒造
2蔵めは萬年亀酒造。 福岡市内でも聞きなれないし飲んだこともないので行ってみる。かなり年季の入った建物だ。
3月には単独の酒蔵祭りがあるそうな。
純米吟醸300mlと小さいお猪口(100円)をゲット。 試飲もあったが、帰ってゆっくり飲もう。
旭菊(あさひきく)酒造
3蔵めは旭菊酒造。バスの中には昼前だってのにもはや酔っぱらいがいた。
札幌でも売ってる店も飲める店もあるが、酒蔵の近くには路線バスが通っておらず、こういう機会でないと訪問しづらいので行ってみる。(コミュニティバスはあるが本数が少ない)
ここは割と人が多い。
ちょうど昼になったので、ここで昼飯をば。どこの酒蔵でも屋台があったりおでんを出したりとかしてるので、メイン会場でなくても食べ物には困らない。有料試飲のお酒を飲みながら、酒粕ちゃんぽんをいただく。これはいけるね。
しかし風が強くて寒い…。前日のようにならなくてよかったとはいえ。ここ九州だろ、おい…。
生演奏を聴きながら食べ飲み。「久保田さんサックス演奏」と書いてあるが、久保田さんが何者なのかは分からない。そもそもこの中の誰が久保田さんなんだろう、久保田さんファミリーなんだろうか。とりあえず「与作」がイカしてた。
新酒も気になったが、ここは300mlの特別純米を購入。 有料試飲用に200円で買ったお猪口も持ち帰る。
後編へ続く。