【No.38】池亀 純米吟醸 無濾過生原酒
銘柄読み
いけかめ
酒蔵名
池亀酒造(福岡県久留米市)
詳細情報
福岡県の日本酒、家飲み18蔵目。
福岡県久留米市の城島地区で開かれる「城島酒蔵びらき」イベントで池亀酒造を訪れた際に購入。
試飲して純米吟醸無濾過原酒中取りと迷ったが、ここは生原酒を選んだ。
味について
生酒らしいフレッシュさ&ジューシーさ。無濾過なので多少雑味がある。
原酒だけどアルコール17度と高くないのでそれほど辛くなく、甘さと辛さのバランスが取れていて、これは文句なく美味い。
この手の酒にしてはかなり飲みやすく、つまみなしでグイグイ行けてしまう…これはいかん。
いやー、無濾過生原酒って本当にいいもんですね。
スペック
精米歩合:50% / アルコール度数:17度
お気に入り度
★★★★★
価格
720ml 1400円前後
購入場所
池亀酒造 直売
【No.37】COWBOY YAMAHAI 山廃純米吟醸原酒
銘柄読み
カウボーイ ヤマハイ
酒蔵名
詳細情報
ラベルには牛の絵が描かれており、インパクト絶大。 海外輸出用に、肉料理に合うSAKEとして開発されたものだそう。
http://www.shiokawa.biz/cowboy.html
魚料理に合うFISHERMAN SOKUJOというのもあるw
YAMAHAIは山廃仕込み、SOKUJOは速醸酛ですな。
味について
非常に濃厚でアルコール度数が高くガツンと来る、これぞ原酒な味。
これは確かに肉のような濃い味付けの料理に合いそう。
ちなみに燗では辛さが気になってイマイチ。度数の高い原酒なので分かってたけど。それでも燗を試すのが俺のジャスティス。
スペック
精米歩合:60% / アルコール度数:18.5度
お気に入り度
★★★☆☆
価格
180ml 540円
購入場所
JR新潟駅「ぽんしゅ館」
2017.2 第23回城島酒蔵びらき レポート(後編)
城島酒蔵びらきの後編。
池亀(いけかめ)酒造
有薫、萬年亀、旭菊と回って4蔵目。 池亀は博多の居酒屋で飲んだ記憶がある。
酒粕アイスクリームなんて気になったが、ここは試飲。しぼりたてがあったが普通酒のようだったので敬遠。 ここはショップがあって普段も販売してるらしい。
純米吟醸無濾過原酒中取りは、爽やかな辛口でなかなか。ここは純米吟醸無濾過生原酒を購入。冬じゃないと持って帰れないやつだ。
大いなる筑後川に乾杯。
メイン会場
最初に来た、屋台などがある場所に戻ってきた。そこがメイン会場だと思っていたのだが、誘導員が「メイン会場は道路を渡ったあちらですー」と言っているのが聞こえてきた。ここじゃなかったのね。
というわけでこちらがメイン会場だった。
はしまき。福岡でしか見たことない。いつか食べたい。(西日本にはよくあるらしい)
元気鍋。具だくさんの汁ですな、温まるぜ。人多すぎで座る場所もない。
有料飲み比べコーナー。とにかく人が多い。午前中だと並ばなくても良かったんだろうけど。
花の露(はなのつゆ)
5蔵め花の露はメイン会場の近く、城島町の中心部にある。人が多すぎて写真を撮るのがためらわれるレベル。 段差につまずいて転んで血を流しているおばあさんや、飲みすぎて見せられないよな状態の人がいたり…。
その場で瓶詰めしてくれる酒、気になったけども。限定酒も行列ができてた。
ゆっくり写真が撮れるのは裏の入口ぐらいだった。
竹筒で燗をつけた「かっぽ酒」。ランクの高い酒ではないと思うが、程よい甘さとまろやかさでうまし。
紙コップの燗酒を飲みながらメイン会場に戻る。酒を飲みながら歩いても白い目で見られないのはお祭りならではだぜ。 そしてメイン会場から最後の蔵へ。
筑紫の誉(ちくしのほまれ)酒造
ラスト6蔵目。ここも萬年亀と同じく飲んだことが無い。 中心部から少し離れた、田んぼに囲まれた場所にある。さすがにここは激混みではない。
6月ごろになると、えつ(筑後川下流のこのあたりにしか住んでない魚)料理が食べられるそう。去年来ようと思ったが、ちょっとお高かった…。
ここでもしぼりたてが気になったが、要冷蔵のをあんまり買ったら冷蔵庫に入りきらなくなるから、池亀だけで我慢我慢…というわけで普通の特別純米で。
というわけで6蔵巡って満足。残り2蔵あるが、杜の蔵は駅から近いしまたの機会に。瑞穂錦は行ったことあるのでスルー。
メイン会場に戻って駅までバス…というのが定石だが満員で大変だろうから、筑紫の誉に近いバス停から1時間に1本の一般路線バスで確実に座って帰るのであった。
西鉄バスのバス停はどうして手書きが多いのか気になって夜も眠れない。
お粗末さまでした。
2017.2 第23回城島酒蔵びらき レポート(前編)
前から行きたかった城島酒蔵びらき。
福岡県久留米市城島町は、西の灘とも言われる酒どころ。
市町村合併で広くなったとはいえ、久留米市だけで14の酒蔵があるというからすごい。北海道全体よりも多い。
そのうち久留米市城島町周辺にある9の酒蔵が参加する、九州最大といわれる酒のイベント。
8つの蔵で酒蔵開放、メイン会場の公園では飲み比べやグルメが味わえるお祭り。
北海道から単独参戦というエクストリームプレイ、さて行ってみよう。(福岡にちょくちょく用事があり、そのついでではあるのだが)
三潴駅
普通電車しか止まらない西鉄三潴駅に特急が臨時停車。 西鉄電車には何度も乗ってるが、この駅は初めてだ。
6両列車に乗ってた8割ぐらいが降りて、ホームは人でいっぱいに。混むとは聞いてたが、やはり多いな…。駅員の数もハンパない。 さてピストン輸送のバスに乗ってメイン会場へ。
三潴駅の近くには杜の蔵があって酒蔵開放してるが、駅近で訪問難易度は低いし、札幌でも売ってる店も飲める店もあるのでスルー。バスの車内からパシャリ。
メイン会場…ではない場所
さてバスに揺られて20分、意外と時間かかった。ここがメイン会場…と思っていたが、ここではなくこの先の公園だったことを後で知るのであった。
酒は酒蔵で飲もうと思ってるので、とりあえずあまおうを100円でいただく。あまーうまー。
有薫(ゆうくん)酒造
さて各酒蔵を巡回するバスに乗り込んで最初の酒蔵・有薫酒造。 ここは直接行っても販売してくれない模様。このようなイベントでないと入れないと思われるので、最優先で訪問。
活性にごり1杯200円をいただく。活性にごりって濁ってて発泡してるやつだよね…ってなんじゃこりゃ。
発泡はしておらず、米がそのままの状態になってる。それでも甘酒とは違ってアルコールをしっかり感じる。日本酒度-50とあるが甘さはそれほど感じず…米がそのまま入ってるからこの値になるのかな。それにしても、のっけから酒蔵開きならではの物を飲むことができて満足。
ここの酒は飲んだことがあるのだが、あまり好きになれなかったので、スタンダードな純米を買って帰ればよかったなと後悔。
萬年亀(まんねんがめ)酒造
2蔵めは萬年亀酒造。 福岡市内でも聞きなれないし飲んだこともないので行ってみる。かなり年季の入った建物だ。
3月には単独の酒蔵祭りがあるそうな。
純米吟醸300mlと小さいお猪口(100円)をゲット。 試飲もあったが、帰ってゆっくり飲もう。
旭菊(あさひきく)酒造
3蔵めは旭菊酒造。バスの中には昼前だってのにもはや酔っぱらいがいた。
札幌でも売ってる店も飲める店もあるが、酒蔵の近くには路線バスが通っておらず、こういう機会でないと訪問しづらいので行ってみる。(コミュニティバスはあるが本数が少ない)
ここは割と人が多い。
ちょうど昼になったので、ここで昼飯をば。どこの酒蔵でも屋台があったりおでんを出したりとかしてるので、メイン会場でなくても食べ物には困らない。有料試飲のお酒を飲みながら、酒粕ちゃんぽんをいただく。これはいけるね。
しかし風が強くて寒い…。前日のようにならなくてよかったとはいえ。ここ九州だろ、おい…。
生演奏を聴きながら食べ飲み。「久保田さんサックス演奏」と書いてあるが、久保田さんが何者なのかは分からない。そもそもこの中の誰が久保田さんなんだろう、久保田さんファミリーなんだろうか。とりあえず「与作」がイカしてた。
新酒も気になったが、ここは300mlの特別純米を購入。 有料試飲用に200円で買ったお猪口も持ち帰る。
後編へ続く。
【No.36】特別純米酒 捌
ブログを始める前に飲んだ酒シリーズ(2016.08)
銘柄読み
さばき
酒蔵名
有薫酒造(福岡県久留米市)
詳細情報
福岡市にある、福岡県の酒が揃った酒屋で購入。
福岡の酒は酒蔵訪問して買うことが多いので、ここは直接行っても売ってくれない蔵の酒を選ぶ。
「醸造用語で、麹が適度な水分でサラサラした状態を「さばき」「さばけ」と呼ぶことからこのように命名致しました。」とのこと。
製造年月:27年8月。購入はH28(2016)年の4月なので、ちょっと貯蔵したものなのね。
また、シリアルNo.236番とあり、限定感が出ている。
味について
酸味と甘みが気になって好きになれない。後味に薄さを感じる。
貯蔵感と旨味があるので燗で美味いと思ったが、そうでもない。うーん。
スペック
精米歩合:米:60% 米麹:50% / アルコール度数:15~16度
日本酒度:+5
酸度:1.5
お気に入り度
★★☆☆☆
価格
720ml 1296円
購入場所
福岡市 酒屋
【No.35】宗味 歌聖 純米酒
銘柄読み
そうみ
酒蔵名
詳細情報
益田にゆかりの万葉の歌人・柿本人麻呂をたたえて歌聖と名付けられたそう。ラベルにも柿本人麻呂の絵と説明がある。
味について
山陰の酒らしくふくよかで純米らしい米の旨味があり、キレのある辛口なのだが、後味の雑味が気になる。精米歩合は70%なのでこんなところか。
熱めの燗だと良くなる予感がしたが、酸と辛さが際立って良くならず。冷やすのが一番かも。
製造年月2016年6月、購入は9月。常温で半年以上置いてしまったからかなあ。
スペック
精米歩合:70% / アルコール度数:15~16度
日本酒度:+9
酸度:2.0
お気に入り度
★★★☆☆
価格
720ml 1350円
購入場所
JR益田駅 売店